かながわ情熱アスリート
Presented byかながわCATV情熱プロジェクト×神奈川新聞
『 夏の高校野球100回記念 ご当地ヒーロー 』

“神奈川の未来のトップアスリートたち”に密着するスポーツドキュメンタリー番組。
県内の健常者、障がい者スポーツで活躍する地元アスリートを取材し、
取り組む競技、スポーツと向き合う姿勢、そして応援する仲間たちを紹介します。

番組では、7月まで今年100回を迎える夏の高校野球を盛り上げるべく、特別版「高校野球ご当地ヒーロー」をお送りします。

神奈川新聞社との共催企画の一つとして、
神奈川大会の歴史の中で輝きを放った選手を共同取材し、番組と新聞麺でご紹介していきます。




【 神奈川新聞100Kとは? 】
100回を迎える夏の神奈川大会に向けて、神奈川新聞では「K100」と題して100回連載を掲載中。
全国屈指のレベルを誇る県高校野球の歴史を総ざらいします。

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【 今月の放送内容 】
2003年当時、“神奈川公立BIG3”と称された県立川和高校エース・加藤幹典さん。
ヤクルトのドラフト1位でプロ入りを果たし、今は母校の臨時投手コーチを務めている彼が現役選手に伝えたいこととは?
今月は、加藤さんと共に、立正大コーチの青木智史さん(県立小田原高校OB)をご紹介。
現在、学生時代に活躍した後に、
指導者として力を発揮しているご当地ヒーローに、後進育成に取り組む今について伺いました。

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【 神奈川新聞 運動部記者による取材記事をご紹介! 】
「公立の星」から六大学のスター・ドラフト1位へ。打倒私学に燃えた3年間とその後、そして今


180420_kato_main <県立川和高校 臨時投手コーチ 加藤幹典さん>


■ 強豪と対等に渡り合う力

私学全盛が続く神奈川にあって、公立出身の選手がドラフト1位になることは並大抵のことではない。
過去にも阿波野(桜丘高-亜大-近鉄)、河原(川崎北高-駒大-巨人)、川村(厚木高-立大-日本石油-横浜)ら数人だけだ。
直近の一人が加藤だった。
慶大でエースとして活躍し、東京六大学野球で歴代20人目の通産30勝を達成。
ヤクルトから最上位で氏名を受けた。
その評価を確固たるもとしたのは、高校2年秋の県大会、東海大相模との初戦だった。
延長10回を投げきり、11三振を奪ってわずか3安打1失点に抑え、2-1サヨナラ勝ちを収めた。
「自分の球で相模の打線を[押せた]手応えがあった。私学とも戦えるという自信になりました。」

■ 夏の悔しさが焦点に
最後の夏は初戦で古豪・法政二と対戦した。
雨の影響もあって足をつり、6-13で七回コールド負けに終わった。
最も印象に残る試合としてこの敗戦をあげ、「逆にいえばこれがあったからこそ大学でも頑張れた。」
ある意味での原点だ。
プロでは肩の故障に悩まされ、通算5年で1勝に終わった。
引退後はヤクルトの社員になり、2016年からは母校の臨時投手コーチに就任した。
「僕の故障で、というのは絶対に味わわせたくない」。
的確で簡素なアオバイスは、現役の選手にとって全てが金言だ。
今年3月でヤクルトを退社し、4月からはスポーツスクール事業など展開する法人をたちあげた。
野球に恩恵していくつもりだ。