こんにちは、千賀絢子です。

今年も、岡本太郎現代芸術賞展川崎市岡本太郎美術館で開かれています。



「岡本太郎現代芸術賞」展とは、
太郎の精神を継承し、自由な視点と発想で現代社会に切り込む作家を
顕彰するために設立されたものです。

毎年、太郎の精神を継ぐような、奇抜で斬新な作品が登場しています。

今年の岡本太郎賞に選ばれたのは、「Miss Ile(ミス イル)のみた風景」。

ガラス張りのケースの中に東京の街が造られていて、
壁面には、現代社会に訴えかける鋭いメッセージが描かれています。
例えば、「保育園落ちた」や「なぜ縛られる」など。

実は、この街並みやメッセージは、いずれも砂糖を使って表現されています。
砂糖?と驚きますが、甘く儚い世界を表現するために用いたんだそうです。

岡本敏子賞には、動物をモチーフにした作品が選ばれました。

素材は、なんと、動物の糞に漆をコーティングしたもの!
「糞」という捨てられるものを、高級素材の「漆」で覆い、
「排泄」という一過性の行為が「サイクル」することを表現しているんだそうです。

着眼点が斬新で、毎年、その世界に引き込まれます。
作者の込めた思いを想像してみると面白いですね。



岡本太郎現代芸術賞展は4月9日まで
川崎市岡本太郎美術館で開かれています。