突然ですが、今日8月8日は『世界 猫の日』です。
そんな日にこそ、改めてしっかり考えたいことを
今日はお伝えしました。
川崎市高津区にある動物愛護センターでは、
毎年、夏休みにサマースクールが開催されています。
今年は、小学生の子供たちを対象に、
職員の仕事を学ぶ体験教室が開かれました。

職員の方の説明に、熱心に耳を傾ける子供たち。
迷子の動物を保護する際のシミュレーションでは、
やさしく声をかけたり、おやつをあげたりしながら、
犬が安心したところでリードをつける・・・
という大切な手順を、ぬいぐるみを使って学びます。


また、保護した後は、飼い主が見つけやすいよう
ホームページに詳しい情報を載せる為、
犬の種類や毛色などをよく確認する作業も行います。
そして、このセンターで最も多く保護されている
”猫”の食事作りも体験しました。
現在なんと100匹もの猫が飼育されているそうです。
性別や年齢によって、与える食事も異なるため、
慎重にそれぞれのご飯を用意していきます。
飼育する上で、体調に合った食事を与えることは、
とても大切なことなのです。


「将来、動物に関わるお仕事をしたい!」と志して
この教室に参加しているお子さんもいて、
いのちを預かる、責任を持って育てることの大切さを
より強く実感する夏休みの体験となったようでした。
動物のいのちを救う・守る大切な活動ですが、
本来ならば、一時的な迷子はともかくとして、
保護されるような動物たちが現れないよう
最期までしっかりと一緒に生きていくということを、
大人の私たちも、改めて肝に銘じたいと思います。
