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防災インタビューVol.222

地域・人との繋がりから防災へ

放送月:2024年2月
公開月:2024年6月

島田 由香 氏

一般社団法人 日本ウェルビーイング推進協議会 代表理事
株式会社 YeeY 共同創業者/代表取締役

FMサルースで放送された音源をお聞きいただけます。

和歌山 Well-being Month

「和歌山 Well-being Month」という企画を2023年からスタートしています。毎年2月に和歌山県に来るとウェルビーイングが上がるよという企画なのですが、2024年2月は2回目の開催でした。2月1日から29日までの期間、私たちが企画をして展開するものもありますし、和歌山県内の市町村が展開されているイベントもあります。和歌山県庁、和歌山県内の市町村のホームページ等でもイベントの紹介をされているのですが、私たちは「和歌山 Well-being Month」というホームページを作り、いろんなセミナーやイベント、自主上映の映画、それから先にお話しした一次産業ワーケーションとして地域の一次産業に何かしら関わって手伝うという企画を行っています。

2月というとまだ寒い時期だと思われますが、2月の和歌山は梅の花が満開になっています。私が活動しているところの1つみなべ町は特に梅の花で真っ白になります。そして梅の香りが広がっていますので、これを体験しに来ていただくだけでも、美しい景色と香りで豊かになります。また、2月の観梅シーズンにしか販売されない「いももち」というお餅があり、とてもお勧めです。

また企画としては、「ウェルビーイング」というキーワードに関わるセミナーを行っています。都心の方から、ウェルビーイングの活動をしている方をお呼びして、活動内容や体験したことをお話しいただきます。その話を聞けばもちろんウェルビーイングが上がりますし、ウェルビーイングが何かということを実体験いただけるのではないかと思っています。

梅収穫ワーケーション

和歌山県みなべ町の農家さんたちから、6月の梅の収穫時期に人手が足りなくて困っているという話を伺い、それなら東京からみんなでワーケーションしに行こうと、数時間でもいいから作業を手伝わせてもらうのはどうだろうかというアイディアから生まれたのが「梅収穫ワーケーション」という企画です。これは完全に無料で、どなたでもご参加いただけます。

私自身も知らなかったことなのですが、まず、梅の実の香りがとてもいいということ。それから、梅の実がこんなに可愛いのだということも知らなかったです。

梅は青い実が熟して落ちます。落ちた時には、黄色や赤、オレンジ等の色になっています。梅の収穫には大きく2種類あります。熟して落ちたものをタモ網で救って拾っていく方法、そして、梅ひらいという方法です。これを5月1日から7月の半ばまで、現地に入って19件の農家さんと一緒に展開しています。自分が収穫したものかもしれないと思いながら頂くと、また美味しさも違います。ぜひ、みなべの梅干しを一度食べてみてもらえたら、その美味しさに驚くと思います。

※今回のインタビュー記事は、「FM salus」が過去に放送した「サロン・ド・防災」の内容を、一部改定して掲載しています。

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