iTSCOM 人と、街と、世界と、つながる。イッツコム iTSCOM 人と、街と、世界と、つながる。イッツコム

高度な技術と知識でサービスの根幹を支える

engineer symposium

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Member メンバー

  • ICT(技術)部門
    T.S

    中途採用 入社2012年

  • ICT(技術)部門
    K.A

    新卒採用 入社2017年

  • ICT(技術)部門
    S.E

    新卒採用 入社2012年

  • BtoC部門(セールス/サポート)
    Y.O

    新卒採用 入社2009年

Q1 入社理由、現在の仕事は?

k.a

私から回答しますね。私はインターンシップを経て新卒で入社しました。当時インターンシップを担当されたのがT.Sさんなんですよね。

t.s

そうですね(笑)

k.a

学生の私たちにも1から仕組みを教えてくれて、実機も触らせていただきました。実践的インターンシップはなかなかなかったので、すごくワクワクしました。入社後の働く姿やキャリアも強くイメージできましたので、志望の決め手となりました。

t.s

入社してもらえてこちらも嬉しいです(笑)
インターンで経験した工事規格関連の業務を担当することになりましたよね。

k.a

そうですね。今では役割範囲も増えて、伝送路設備の保守管理や、工事を担っていただくパートナー会社さんの認定試験なども担当しています。

s.e

私の動機は、中学生の頃まで遡るかもしれません。当時のインターネットサービスには不安定なものもあって、「どうしてインターネットって途切れるのかな?」と漠然と思っていたんですよね。大学は物理学専攻でしたが、就活の時に昔思った疑問のうちの一つを思い出し、せっかくであれば生まれ育った地元企業においてお役立てできればと思い入社を決意しました。

k.a

子どものころの夢を叶えたんですね!

y.o

素晴らしいですね。
私は学生時代にはエンジニア志望では無く、メディアやイベントを通じて、地域の方に豊かさと快適さをお届けしたいと思い入社しました。コールセンターのスーパーバイザーなどいろいろな経験を積むなかで、AIを用いたオペレーター支援システムを導入する際に担当となり、結果的に今はエンジニアと言えるのかなと思っています。

k.a

Y.OさんはAIシステムのエバンジェリスト(伝道師)ですよね。

y.o

ありがとうございます(笑)
声をかけられれば、外部講演会に登壇することもあります。

s.e

当社のAIオペレーター支援システムは、IBM Watsonを活用した初のシステムですよね。他社の追随を許さない、先進的なシステムだと思います。

y.o

そうですね、AIシステムによるメリットはかなり大きいと思います。オペレーターとお客さまの音声通話をテキスト化できるため、対話後の履歴作成時間が短縮できたり、応対内容を分析して品質向上に役立てたりと、センター運営に大いに貢献しています。

t.s

私は新卒では無く中途採用で入社したのですが、実はイッツコムに派遣されて2年ほど常駐して働いていました。

k.a

そうでしたね。なぜイッツコムに転職されたんですか?

t.s

一般論ですが、クライアント案件ではお客さまの意向が最優先で自分の希望を叶えにくい側面がありますよね。イッツコムなら自社案件としてシステム全体を見ることも、得意分野に特化することもできます。そんなところに魅力を感じて転職しました。

s.e

T.Sさんは入社以来、IPプラットフォームの開発チームですか?

t.s

はい。これまで、システム監視・バックボーンネットワーク運用などに取り組んできました。今は、プロジェクトリーダーなどをしていますが、この先も技術職として会社に貢献していきたと思います。

Q2 仕事のやりがいは?

t.s

イッツコムでは、中規模程度のシステム設計から構築、運用まで深く広く関われるのが魅力で、培った経験や知識を惜しみなく自社のシステムに注ぎ込めるところにやりがいを感じています。
K.Aさんはどうですか?

k.a

私もデータセンターからお客さまの端末まで、幅広く携われることにやりがいを感じています。これまでいちばんやりがいを感じたのは、光ファイバーの敷設業務です。サービスエリア内を徒歩で巡って光ファイバーケーブルを敷設したのですが、開局エリアを示す地図が「完工」のカラーで塗りつぶされたときに、このうえない達成感を覚えました。

t.s

その光ファイバーネットワークが、ストレスフリーのインターネット環境を実現していますね。
S.Eさんはどんなところにやりがいを感じていますか?

s.e

私は、全従業員の業務を支えるネットワークやシステムを自ら設計、導入できることにやりがいを感じています。追加改修が発生せず安定的に稼働しているのをみると、「設計が正しかったんだな」と充足感で満たされますね。

t.s

情報セキュリティに関してはどうですか?

s.e

いろいろなチーム、部署からセキュリティに関する相談を受けますが、滞りなく導入されて業務改善が成功しているのを見ると、こちらも嬉しくなります。

y.o

私もAIシステム導入時にS.Eさんのチームに相談しました。

s.e

そうですね。導入後の効果はいかがですか?

y.o

導入から1年くらい経ったころから、テクニカルサポートセンター業務の改善効果が数字に表れ始めました。たとえば、窓口の応対品質が向上したことで、お客さまからいただく苦言などが目に見えて減ってきています。

k.a

それはすごいですね。

y.o

間接的にでもお客さま満足につながっているんだなと、喜びとやりがいを感じます。
また、AIシステムはメンバーにも好評で、「業務効率が上がってワークライフバランスが改善報告も受けています。
導入に至るまでは苦労も多くありましたが、プラスの反応をもらえると、AI推進の励みになりますね。

t.s

AIシステムは、今や窓口業務に欠かせない存在になっているんですね。

Q3 大切にしていることは?

y.o

私は、施策やプロジェクトを実施する前には必ず、将来的なビジョンを明確に描くことを大切にしています。そのために、「お客さまにどのように貢献できるか」「会社にどのようなメリットをもたらせるか」を突き詰めて考えますね。

k.a

ビジョンはチームに共有しているんですか?

y.o

はい、目標やビジョンはチームメンバーと共有しています。メンバーに自信と納得感を持って業務に取り組んでもらいたいので、自分が知り得た情報も出し惜しみせずに提供しています。
K.Aさんが大切にしていることは?

k.a

私が大切にしているのは、先輩世代から受けた恩恵を次の世代に伝えることです。最初は教わることばかりでしたが、今は指導する立場にあるので、技術のバトンを次に渡して社内全体の技術力向上を叶えたいと思っています。

t.s

先程の話にあった、パートナー会社さんの技術的な品質管理の件ですね?

k.a

そうですね。社内だけでなく、パートナー会社さんの技術力を高めることが、結果としてお客さまへのよりよいサービス提供につながるのだと認識しています。
T.Sさんが大切にされていることはなんですか?

t.s

私は会社の理念である「安心と快適さ」をお客さまにお届けするために、サービスを安定させることを第一に考えています。

y.o

S.Eさんの想いにも通じますね。

s.e

そうですね、サービスの安定化は重要だと思います。
想定外のことが起きた場合の備えも大切ですよね?

k.a

おっしゃるとおり、私たちのチームでは日ごろからあらゆる事象を想定して備えています。それはすべて、お客さまに極力ご迷惑をかけないようにするためなんですね。万が一大きな自然災害が発生しても、影響を最小限に抑えて早期復旧させるべくチーム一丸となって全力を注いでいます。

s.e

なるほど。私はお客さまと直接関わることはほとんどありませんが、常に従業員の先にいるお客さまを意識しています。従業員が業務を遂行しやすいシステム環境を整えることで、各部署の業務が活性化し、それがお客さま満足に結びついていくものと捉えて、目の前の業務に取り組んでいます。

y.o

お客さま目線は、まさにイッツコムの基盤ですね。

Q4 当社ならではの技術の魅力は?

t.s

当社の魅力を一言でいうと、「技術の幅が広い」ですね。

k.a

私もそう思います。

t.s

イッツコムは、東京・神奈川エリアのお客さま宅までケーブルを敷いて、サービスをお届けしていますよね。その一方で、海外の巨大テック企業さんと直接通信をするため、当社の回線と直接接続する案件にも取り組んでいました。個人宅から世界までワールドワイドにつながることができるのは、幅広い技術をもち合わせていることの証明だと思います。

s.e

確かにそうですね。映像伝送路やサーバ、ネットワーク、AIと、社内にあらゆる分野の技術専門家がたくさん在籍しているのも魅力です。

k.a

私は、自社で光ファイバーを所有していることが一番の強みであり魅力だと思います。今渋谷の再開発が進んでいますが、自前の光ファイバーがあるので、Wi-Fiを拡大したりサイネージ用の回線を用意したりと多彩なサービスを提供できます。

y.o

イッツコムの技術力で、街をさらに快適で豊かにできますね。

k.a

そうなんです。東急グループの一員として街づくりにも貢献できるのが当社の技術の特長だと思います。

s.e

高度な技術と知識を有するスペシャリストたちが、通信インフラを支えているんですよね。私はその方々から相談を受ける立場にいるので、パイプ役として社内の専門家同士をつないで、社内全体の技術力向上に貢献していきたいです。

y.o

私たちテクニカルサポートセンターはお客さまの応対力も磨いています。丁寧な応対で、お客さま目線のサポートを実現しています。

t.s

電話や訪問による温かいサポートは、イッツコムが誇る技術のひとつですね。

y.o

ありがとうございます。わかりにくい技術的な話もかみ砕いて説明するので、お客さまから「親切で丁寧だね」と嬉しい言葉をいただくことも多いですよ。文系出身の社員も多いですが、研修体制をしっかり確立しているので、お客さまに確かな情報をお届けできていると思います

Q5 他部署との連携の頻度は?

s.e

業務の半分以上が他部署との連携業務です。技術系がメインですが、総務や人事、営業など、システムにあまり関わらない部署と連携することもよくありますね。新しいシステム導入時には必ずメンバーに加わって、規定どおりの内容になっているかを確認しています。

t.s

私の部署も、システムを構築する際にS.Eさんの部署に相談することが多いですね。セキュリティとのバランスを見ながら、改善点をアドバイスいただけるので助かっています。

y.o

私もS.Eさんもお世話になっていますよね。

s.e

そういえば、ここにいるみなさんとお仕事経験がありますね(笑)
Y.Oさんは、ほかにどんな部署と連携していますか?

y.o

現在AIシステムを導入しているのはテクニカルサポートセンターのみですが、ぜひ社内で横展開したいと考えています。その第一歩として、契約関連を対応するコールセンターの担当者と話を進めています。

t.s

会話をテキスト化できるAIシステムは、コールセンターでも重宝されそうですね。

y.o

コールセンターはイッツコムの総合窓口なので、お問い合わせ内容も広範にわたりますよね。だからこそ、生成テキストが応対技術の向上に役立つのではないかなと思います。

k.a

可能性が広がりますね。

y.o

はい。コールセンターのインフラ担当とは、展示会などで仕入れた新しい技術に関する情報を交換したり、コールセンターを高度化するアイデアを出し合ったりもしています。密にコミュニケーションをとっているので、連携もとりやすいですね。
K.Aさんの部署は、どんな部署と連携していますか?

k.a

新規インフラを構築する機会が多いので、よく営業部門と細かいやり取りをしていますね。1日でも早くお客さまに提供できるように、開局スケジュールを見ながら連携をとって進めています。またメディア部門と連携することもあり、たとえば花火大会を中継する際に自前の専用回線を引いて、お客さまに映像をお届けするお手伝いをしています。

t.s

ライブ中継にも私たちの技術は不可欠ですね。
技術で幅広い部署に貢献できるのは、嬉しいことです。

Q6 今後の目標やキャリアビジョンは?

y.o

T.Sさんの技術職のキャリアは何年くらいなんですか?

t.s

約20年です。

y.o

20年!スペシャリストとして、どんな目標をお持ちですか?

t.s

20年のキャリアをもつエンジニアとして、お客さまや会社にとってベストなシステムを構築、運営していくことがひとつの目標です。よりよいシステムを構築するために、コストに見合うシステムを見極める目を養いたいと思っています。

y.o

それはなぜですか?

t.s

新しい技術が次々と生まれていますが、時代によって技術の隆盛はめまぐるしく変わります。技術のトレンドを追うことも必要ですが、コストや費用対効果を考えずに導入することはできません。場合によっては、定番の技術のほうが最適なこともあります。
なので、コストと照らし合わせながら「どの技術を使うのがベストか」「どのシステムを導入すべきか」と精査して、適切な技術を見極める目を養うことが必要だと思っています。

k.a

技術はお客さまサービスに直結するものなので、私も見極める目は大切だと思います。

s.e

システムやセキュリティ関連情報も、時勢でどんどんアップデートされていきますよ。キャッチアップが欠かせないので、時代に追いつくことを常にチーム目標に掲げています。個人的にも、勉強会や外部講習会に参加して知見を蓄える努力を続けていきたいと思っています。

t.s

S.Eさんの部署は社内インフラを守る「要」なので、あらゆる情報に精通している必要があるということですよね。

s.e

はい。私たちがトレンドも含めて多方面の情報を把握しておくことが、企業力向上につながると考えています。

k.a

ニーズも時代によって変わりますね。
たとえばインターネットの通信速度。1ギガ、2ギガのサービスが称賛された時代もありましたが、今や10ギガが当たり前の世界になっています。

t.s

次々と高度なサービスが求められますね。

k.a

それに比例するように、エンジニアへの期待値も高まり続けていると感じます。
サービスをこれまで以上に充実させるには、私たちエンジニアが、技術の視点から世界の動向やお客さまが望むものを見据えてニーズを汲み取る必要があると思います。時代のニーズに合わせて高度な技術を取り入れ、通信業界を牽引するトップランナーをめざしていきたいです。

s.e

いい目標ですね。Y.Oさんはいかがですか?

y.o

私は全社的にAIシステムを拡大することを目標にしています。必ず業務に役立つ技術なので、コールセンターに続いて営業系や工事系の部門にも働きかけていきたいです。

s.e

エバンジェリストとしての活動はどうですか?

y.o

AIの活用方法や導入効果を社内外に伝える活動にも力を入れていきたいですね。
最終的には、AIシステムによる業務の高度化でお客さま満足度を高めて、イッツコムが地域に選ばれ続ける企業になることを実現したいと思っています。