今回のテーマは「愛」…… 様々な愛をお届けします。
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2021年8月ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われた奇跡のライブパフォーマンスを見逃してはいけません!こんな歳の重ね方ができたら、どんなに素晴らしいか!
トニー・ベネットは2021年10月1日にレディー・ガガとコラボアルバム「LOVE FOR SALE」をリリースするなど、今まで精力的に活動を続けてきました。
そんな彼の95歳の誕生日に行われたこの特別公演は即日完売!
ささやくように「Fly Me to the Moon」を歌い、フレッド・アステアの「Steppin’ Out With My Baby」をクールにきめて、レディー・ガガと「Love For Sale」をスイングしたり……、年齢など関係なくキラキラと輝いています。ビッグバンドのトランペットが響けば、彼の輝きは何倍にも増して、夢が詰まったニューヨークが本当によく似合う “スター” そのものなのです!
2021年2月にトニー・ベネットのご家族は彼がアルツハイマー型認知症であることを公表しました。
ここに何故自分がいるのか、何が自分の周りで起こっているのかと戸惑う症状があり、ご家族も随分心配されたそうです。しかしステージに立てば、圧巻のパフォーマンスを披露!(かっこいい!)
歌詞を忘れることなどなく、チャーミングな笑顔を振りまき、トニー・ベネットはエネルギーに満ちています。
歌を愛し、世界中のファンに愛されたトニー・ベネット現役最後のライブパフォーマンスです。
会場全体が愛に満たされた最高の一夜をMTVでお楽しみください。
藤沢周平の短篇集『橋ものがたり』に収録されている一篇「殺すな」を映像化!
TV初放送を、毎日カウントダウンしながら待っておりましたー。
時代劇ファンの皆さまはもちろんですが、時代劇を普段観る機会がない若い方にもお薦めしたい新作です。
主人公の浪人・小谷善左エ門を中村梅雀さん、吉蔵を柄本佑さん、お峯を安藤サクラさんと、それぞれ訳ありの男女を演じます。
善左エ門は裏店の長屋で内職をしながら暮らしている。吉蔵も同じ長屋でお峯とひっそりと暮らしているのですが、お峯を好き過ぎるあまり逃げられてしまいやしないかと常に不安です。そこで吉蔵は善左エ門に、お峯を見張るように頼みます。現代にも通じるような、執着心。度を過ぎるとニュースになってしまうギリギリライン。
一時激しく愛が燃え上がったふたりではありますが、時が経つと互いに「何でこんな生活をしないといけないの?」「もっと自由に自分らしく生きたい!」と想いが募り、人生をリセットするか、それともこのままダラダラと関係を続けていくのか……日々悩むようになっていきます。人間というのはわがままな生き物です。。。
「情念」といえばドラマチックですが、抑えられない感情は第三者に介入してもらうのがベスト!
しかしその第三者にも訳があるとしたら……なんとも切ない藤沢周平の世界。
江戸には橋が何本もかかっていますが、その橋には様々なドラマが交錯します。
善左エ門は、そして吉蔵とお峯はどうなるのでしょうか?お楽しみに。