[2023.7.24]
イッツコムでは、軽度の障がいのあるメンバーで構成する「スマイルチーム」が活躍しています。メンバーそれぞれの特有の能力やスキルを活かし、業務を行っています。
イッツコムの取り組む障がい者雇用について、スマイルチーム担当者(ジョブコーチ)の話を中心にご紹介します。
経営統括室 人事担当
スマイルチーム ジョブコーチ
廣渡 千枝子
廣渡「スマイルチームは、現在7人。毎日出社のメンバーもいれば、ほとんどが在宅でPC作業を行っているメンバーなど、個々の特性にあわせ、業務も様々です。
どのメンバーにも言えることは、業務の成果物をとても丁寧に仕上げてくれるということです。とても助かっています。」
■ スマイルチーム発足当初は社内理解が行き渡らなかったことも
廣渡「私は着任して1年足らずですが、前任者からは、スマイルチームが発足した2016年度当時の話も聞いています。当初は障がいに対する理解不足などもあり、業務を社内から集めることに苦労したこともあったそうですが、依頼のあった業務を[迅速・正確・丁寧]に行い、それを繰り返すうちに「非常に助かった」「自部署の業務に余裕ができた」「残業をしないですむようになった」等、感謝の声が社内から出てくるようになってきたと聞いています。今では、各部署から多岐にわたる業務依頼があります。」
■個々の特性にあわせた様々な業務
廣渡「主な定例の業務は営業時のお客さまへお渡しする資料の丁合や各種キャンペーンのDM封入などです。スタンプを押したり、資料を揃えて三つ折りにしたり、管理番号を確認して順に並べたり。3日間で1万セットを仕上げてもらったこともあります。時間と根気が必要な業務ですが、メンバーはきっちりと仕上げてくれます。
廣渡「私は着任して1年足らずですが、前任者からは、スマイルチームが発足した2016年度当時の話も聞いています。当初は障がいに対する理解不足などもあり、業務を社内から集めることに苦労したこともあったそうですが、依頼のあった業務を[迅速・正確・丁寧]に行い、それを繰り返すうちに「非常に助かった」「自部署の業務に余裕ができた」「残業をしないですむようになった」等、感謝の声が社内から出てくるようになってきたと聞いています。今では、各部署から多岐にわたる業務依頼があります。」
■個々の特性にあわせた様々な業務
廣渡「主な定例の業務は営業時のお客さまへお渡しする資料の丁合や各種キャンペーンのDM封入などです。スタンプを押したり、資料を揃えて三つ折りにしたり、管理番号を確認して順に並べたり。3日間で1万セットを仕上げてもらったこともあります。時間と根気が必要な業務ですが、メンバーはきっちりと仕上げてくれます。
他には、備品の整理・整頓、会議室や冷蔵庫などの清掃など。オフィスの椅子のクリーニングでは、専用クリーナーを使ってピカピカに仕上げてくれるので社内でとても喜ばれていますし、外注清掃に出さないことで費用削減にも貢献もしています。また、急な大量発注を受けた部署を手伝ってモバイルルーターのSIMカードの設定作業を行ったこともあります。」
■ 個性を尊重し、働きやすい職場環境を創出
廣渡「一つの作業を続ける仕事が得意か、手先が器用かなど、個性や適性を活かした業務に就いてもらい、お互いがより働きやすい環境づくりに取り組んでいます。それから、スマイルチームではモットーとして“敬意を持って接しよう”を掲げています。失敗があってもお互いの行動を尊重するようにしています。
ただ、メンバーの中には自分の気持ちを言葉にするのが苦手だったり、コミュニケーションがうまく取れなかったりする人もいます。仕事上の悩みや不安を伝えられずにいては、働きづらくなり離職にもつながります。そこで、アイデアがあった場合は積極的に提案してもらうようにしています。例えば、メンバーそれぞれが今行っている業務を見える化したいとの意見があり、メンバー同士で相談してホワイトボードを手づくりしてくれました。また、電気ポットを安心して利用してもらいたいと自主的にポップを作ってくれるなど、メンバーが様々な工夫をしています。スマイルチーム内での作業内容を共有するためのマニュアル作りも得意なメンバーが随時更新しています。
このように、働きやすい環境を作り出すことで自発的に動けるようになったのは、働くことへの自信や楽しみにもつながっていると思います。また、そこから自分だけでなく周りの状況も見えるようになっていき、そして誰かの役に立ちたいという想いも育まれているように思います。」
廣渡「一つの作業を続ける仕事が得意か、手先が器用かなど、個性や適性を活かした業務に就いてもらい、お互いがより働きやすい環境づくりに取り組んでいます。それから、スマイルチームではモットーとして“敬意を持って接しよう”を掲げています。失敗があってもお互いの行動を尊重するようにしています。
ただ、メンバーの中には自分の気持ちを言葉にするのが苦手だったり、コミュニケーションがうまく取れなかったりする人もいます。仕事上の悩みや不安を伝えられずにいては、働きづらくなり離職にもつながります。そこで、アイデアがあった場合は積極的に提案してもらうようにしています。例えば、メンバーそれぞれが今行っている業務を見える化したいとの意見があり、メンバー同士で相談してホワイトボードを手づくりしてくれました。また、電気ポットを安心して利用してもらいたいと自主的にポップを作ってくれるなど、メンバーが様々な工夫をしています。スマイルチーム内での作業内容を共有するためのマニュアル作りも得意なメンバーが随時更新しています。
このように、働きやすい環境を作り出すことで自発的に動けるようになったのは、働くことへの自信や楽しみにもつながっていると思います。また、そこから自分だけでなく周りの状況も見えるようになっていき、そして誰かの役に立ちたいという想いも育まれているように思います。」
廣渡「スマイルチームの担当になって、最近、“障がい”という呼び方に違和感を感じることがあります。私は“個性”だと捉えています。スマイルチームのみならず、多様な人材がそれぞれの“個性”を活かした仕事に取り組むことで、会社全体として、業務の効率性や生産性の向上につながり、企業価値を向上させる重要な要素になると感じています。
スマイルチームの活躍を通して、全従業員がダイバーシティ&インクルージョンの意識を高めることで、イッツコムをさらに良い会社にしていきたいですね。」
※イッツコムでは、スマイルチームのメンバー(人事所属)のみならず、各部署に所属する障がいのある従業員も活躍しています。