全国のケーブルテレビが独自に制作する「ふるさと発」の優れた番組を表彰する
「日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード」。今年で第42回目を迎えました。
数ある受賞作品からピックアップして1月~3月にかけて【地デジ10ch】でお届けします!!

【1月の放送予定】

グランプリ総務大臣賞受賞作品
満州 富士見分村~戦後70年の証言~
1/4(水)20:00~21:00、1/8(日)18:30~19:30
満州富士見分村_Still5_追悼
終戦までの14年間、日本は満州(今の中国東北部)に約27万人の開拓移民を送りました。
長野県からは全国最多の約3万3千人が満州に渡りましたが、
県内の市町村で最も多くの開拓移民を送った旧富士見村(今の富士見町・送出人員は984人)の事は
ほとんど知られていません。
本番組は、元開拓団員とその家族合わせて12人の証言と貴重な資料映像を記録にまとめたものです。
なぜ、多くの村人が満州に渡ったのか。そして、戦後の混乱をどう生き、今、何を思うのか。
村の開拓団員のほとんどが参加した「富士見分村」の歴史をたどりました。
制作:エルシーブイ(長野県)

準グランプリ受賞作品
ええやん!!あかし
1/11(水)20:00~20:30、1/15(日)18:30~19:00
ええやん!!あかし_ロケ風景
平成23年5月にスタートした「ええやん!!あかし」は、
その名のとおり明石の“ええとこ”にこだわり、地元情報を面白おかしく紹介することをモットーにしています。
話題は、グルメやお買い物などのお店情報から、体験企画や地場産業レポートなどなど多彩な旬の情報です。
情報を伝えるのは、地域を知り尽くした住民のみなさんです。
この番組は立ち上げ当初から市民との協働による番組づくりを進めており、
市民リポーターたちは、飾らない普段の言葉やリアクションで“わがまち自慢”をしてくれます。
制作:明石ケーブルテレビ(兵庫県)

コンペティション部門 優秀賞受賞作品
コトマチ ~子どもが育む、地域の未来~
1/11(水)20:30~20:57、1/15(日)19:00~19:27
コトマチ_黒部初の保育所
保育環境の充実、女性の活躍に向けた環境整備への関心が全国的に高まっているなか、
自分たちの暮らす地域の現状を伝えたいと考えました。
富山県黒部市の社会福祉法人あいじ福祉会理事長であり、
現役の保育士、岩井恵澄(90)さんへのインタビューを軸に、
地元の保育環境の変遷を振り返るとともに、
現状の課題・将来へ向けた「シニアサポーター」という取り組みを紹介します。
制作:新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合(富山県)

コンペティション部門 優秀賞受賞作品
ありがとう 三浦屋
1/18(水)20:00~20:30、1/22(日)18:30~19:00
ありがとう三浦屋_Still0822_00003
半世紀続いた北品川にある老舗天麩羅屋「船宿天ぷら 三浦屋」がのれんを下ろしました。
江戸前にこだわったネタと継ぎ足しのタレが人気で、著名人のファンも多かった三浦屋は、
『マーちゃん』の愛称で親しまれる堀江雅子さんと娘夫婦が切り盛りしていました。
北品川に店を構え、長い間、地元の名店として親しまれてきましたが、
借家で入居しているビルの建て替えによる家賃の値上がり。
消費税増税という時代の変化の中で天丼を同じ価格で出し続けることができません。
ネタを変えるという選択は無く、下町のため、値段を上げることもできません。
苦渋の選択で雅子さんは閉店を決めました。
生粋の品川っ子。大の神輿好きの雅子さん。
閉店日は、地域の方々へのお礼、祭りの喧騒の中で・・・という想いから、
品川神社の例大祭の最終日に決めました。
制作:ケーブルテレビ品川(東京都)

コンペティション部門 審査員特別賞受賞作品
住民パワーでふるさと創り 下郷沢活性化組合
1/18(水)20:30~20:53、1/22(日)19:00~19:23
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16万人だった上田市の人口は、合併から10年で5千人余り減りました。
そのような中、市街地周辺部にある下郷沢区では住民の数がほとんど変わっていません。
それはなぜか。
この下郷沢区には他の地域では珍しい、ある秘密がありました。
90世帯250人全ての住民が活性化組合に入っていることです。
組合ではさまざまな職業や出身地の地域住民が協力し合い、
炭焼きや遊休荒廃農地を利用した野菜作りなど年間を通じて活動を行っています。
番組では14年前から始めた炭作りを中心に活動を追い、
住みやすいふるさとを創ろうと取り組む下郷沢の住民パワーの謎に迫ります。
制作:上田ケーブルビジョン(長野県)

コンペティション部門 奨励賞受賞作品
平成28年国府宮はだか祭
1/25(水)20:00~20:55、1/29(日)18:30~19:25
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今から約1250年前、奈良時代に起源を持つ国府宮はだか祭。
直近では平成28年2月20日に行われました。
毎年このお祭では、触れると厄が落ちると言われている神男(しんおとこ)が神籤(みくじ)によって選ばれます。
神男は祭当日、国府宮神社参道からおよそ1万人のフンドシ姿の裸男(はだかおとこ)たちの群れの中に飛び
必死に儺追殿(なおいでん)を目指します。
非常に危険が付きまとう神男に今年選ばれたのは池谷悟・44歳。
池谷悟の人間像や、それを見守る両親や仲間に迫ったドキュメンタリー。
最も寒い季節の最も熱い男達のドラマがここに!
制作:稲沢CATV(愛知県)