全国のケーブルテレビが独自に制作する「ふるさと発」の優れた番組を表彰する
「日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード」。今年で第42回目を迎えました。
数ある受賞作品からピックアップして1月~3月にかけて【地デジ10ch】でお届けします!!




【2月の放送予定】

コミュニティ部門 優秀賞受賞作品
なないろゆでたまご
2/1(水)20:00~20:30、2/5(日)18:30~19:00、
2/11(土)18:30~19:00
なないろゆでたまご_スタジオ
制作:BAN-BANネットワークス(兵庫県

番組のコンセプトは「予算ゼロ」の実験的番組で、出演も制作もすべて社員か地域の人たちが担当しています。
いかに地域を巻き込むか、スタッフがアイデアを出し毎月企画を変えながら放送しています。

今回放送するのは、加古川市立尾上小学校の「キャラクター総選挙 前日特番」です。
尾上小学校の3年生が学校オリジナルのキャラクターを作ることになりました。
全126体の中から12体に絞られ、最終の総選挙日の前日にキャラクターを番組で紹介することに。
キャラクターの特徴などを弊社で実際に行っている選挙速報をイメージして制作。
また、iPhoneとiPadを使用し、学校前からのレポート中継をそのままカメラで撮影して
簡易中継もとりいれるなどLIVE感を演出しました。

放送後には実際に小学校の昼休みに校内で放送してもらうなど、
小学校エリアの視聴者からも大きな反響がありました。




コミュニティ部門 奨励賞受賞作品
運だもしたんパラダイス
2/1(水)20:30~20:57、2/5(日)19:00~19:27、
2/11(土)19:00~19:27

制作:BTV(宮崎県)


運だもしたんパラダイスは、昨年8月に始まった盆地限定バラエティ番組です。
タイトルになっている「うんだもしたん」とは、驚いたときに使う都城弁。

今回は、1月に放送した鹿児島県曽於市の1200年以上続く伝統行事「奇習 鬼追い」を紹介します。
「鬼追い」は、曽於市にある「鬼追いの郷 深川」と呼ばれる小さな町で毎年1月7日に行います。
鬼は3人1組で3匹いて、真っ暗になると樫の棒などを振り回し深川地区で暴れまわり、
鬼に叩かれたり御幣を取るとその1年健康に過ごせるといわれています。

番組レポーターのアンディが鬼追いに参加し鬼とせめぎ合う姿をカメラに収めました。





コンペティション部門 奨励賞受賞作品
平成28年国府宮はだか祭

2/4(土)18:30~19:25
はだか祭_揉み合い00000000
制作:稲沢CATV(愛知県)

今から約1250年前、奈良時代に起源を持つ国府宮はだか祭。
直近では平成28年2月20日に行われました。

毎年このお祭では、触れると厄が落ちると言われている神男(しんおとこ)が神籤(みくじ)によって選ばれます。
神男は祭当日、国府宮神社参道からおよそ1万人のフンドシ姿の裸男(はだかおとこ)たちの群れの中に飛び
必死に儺追殿(なおいでん)を目指します。

非常に危険が付きまとう神男に今年選ばれたのは池谷悟・44歳。
池谷悟の人間像や、それを見守る両親や仲間に迫ったドキュメンタリー。
最も寒い季節の最も熱い男達のドラマがここに!




コミュニティ部門 奨励賞受賞作品
放送セミナー 戦後70年  「戦時下の鈴鹿市 戦争の記録と記憶」
「戦後の鈴鹿市 軍都から緑の工都へ」
2/8(水)20:00~21:00、2/12(日)18:30~19:30、
2/18(土)18:30~19:30
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制作:ケーブルネット鈴鹿(三重県)


軍都として生まれた鈴鹿市には、海軍工廠と海軍航空隊、陸軍飛行場と気象連隊と多くの軍需施設が作られました。
学徒出陣、勤労奉仕、空襲、食糧難と人々は多くの苦難の道を歩みます。
番組では、航空隊の兵士との交流や別れ、買い出しや勤労奉仕の辛さ、苦しい生活の中の小さな楽しみなど、
今、高齢者は自らの戦争体験を生の声で語ります。

また、太平洋戦争の終戦により軍都・鈴鹿市は3年で終わりを迎えました。
広大な軍事施設跡をかかえた鈴鹿市は、産業を誘致し、
新しい都市計画の中で平和都市へと生まれ変わろうとします。
その道は決して平坦ではなく、様々な紆余曲折がありました。
繊維産業の衰退、自動車産業の誘致の成功と、鈴鹿サーキットの誕生。
幾多の努力と逸話を重ねて、「軍都から緑の工都へ」と変わることができたのです。

今語らなければ風化してしまう、今綴らなければ残らない。
戦中・戦後の記録と記憶、それは一人一人の小さな体験から、市政の舵取りまで、
鈴鹿市と鈴鹿市民の心の原点なのです。
戦後70年を機に、戦中・戦後の鈴鹿市の歩みをまとめました。





コミュニティ部門 奨励賞受賞作品
佐伯なぜ旅漫遊記 蒲江編
2/15(水)20:00~21:00、2/19(日)18:30~19:30、
2/25(土)18:30~19:30
佐伯なぜ_漫遊記①
制作:ケーブルテレビ佐伯(大分県

平成の大合併と呼ばれた市町村合併、あの大きなうねりから10年の歳月が流れました。
大分県佐伯市も一市八ケ町村が一つの市にまとめられ新しい自治体として生まれ変わりました。
しかし、いざ合併してみると、形だけは一つの市として整ったものの、
新しい佐伯市民は合併前の隣町隣村の歴史や風土に驚くほど無知であったのです。

このような状況を踏まえ、市民の相互理解を形成するための一助となるべく「佐伯なぜ旅漫遊記」と題して
新佐伯市の各地域のを歴史や風土を紹介する番組を制作しました。
日頃見る事の出来ない上空からの映像もドローンによって撮影し番組に特色を出しています。




4K部門 4K大賞受賞作品
ミツメル松本
2/22(水)20:00~20:27、2/26(日)18:30~18:57
ミツメル松本_01
制作:テレビ松本ケーブルビジョン(長野県)


何かとあわただしく過ぎる日々。 そんな毎日からちょっと抜け出し、何気ない風景を“ミツメル”。
城下町松本の冬の風景と、地域の伝統文化、食、産業、芸術などに携わる人にフォーカスをあて、
その手仕事の様子をじっくりとお伝えします。

みずみずしく薫り高い手打ちそば。素材に寄り添い、素材の良さを引き出すこだわりのそば職人・斎川洋さん。
神社へ奉納する大絵馬に挑んだアーティスト・古荘風穂さん。懸命に筆を振るった2週間の記録。
自然の色を追及し織に仕立て上げる・本郷孝文さん。天然の色で染めた糸から生まれる絹織物はまさに芸術品。
美しい作品を作り出す本郷さんの仕事への思いを探る。
松本の文化を作り出す人々の仕事ぶりを、真剣な表情を、そして彼らのその生き方をじっくりと“ミツメル”。
4Kの美しい映像表現と、タイムラプスによる記録映像で、地域の良さを改めて見つめ直す番組です。