『川崎ワカモノ未来PROJECT』成果発表会開催

『川崎ワカモノ未来PROJECT』とは、川崎市をフィールドに、自分の身の回りや地域・社会の未来づくりにチャレンジしたい高校生を対象としたイベントで、今年2回目の開催を迎えました。

去年11月23日にプロジェクトは始動。参加者同士でアイディアを出し合う「Vol.01ヒラメキLab」が開催され、高校生たちがそれぞれの目線で課題を洗い出し、企画を考えました。

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そして、2月4日、川崎市役所第4庁舎で第2弾イベントとなる成果発表会「Vol.02ハナサクPresentation」が行われ、13人の高校生が、それぞれのアイディアをもとに計画したプロジェクトとこれまでの活動成果、今後の展望などを発表しました。
この発表会では、福田 紀彦川崎市長をはじめ、行政やまちづくりに精通した人によって審査が行われました。

受賞者と発表内容は下記の通りです。

【ベストプロジェクト賞受賞】
「高校生×行動性=高動性」 佐々木 悠さん(桜美林高等学校/高校2年生/麻生区在住)
「高校生だからできない」ではなく「自分にもできる!」を感じてほしい、というプロジェクト。何かやってみたいけれど踏み出せない同世代の高校生の後押しとなるべく、自ら仲間を集めてボランティア活動等へ積極的に参加してみることに。イベント参加や被災地支援、SNSでの発信等、今後の取組も続々計画中。

佐々木悠君写真ブログ
佐々木さんは、1歩学校の外に踏み出したことで世界が広がった自分の経験を伝えながら、様々な方の協力を得て、「自分にもできる!」を持った高校生をもっと増やしていきたいと話していました。

【川崎市賞受賞】(2名)
「1DAY川崎体感ツアー」 袴田 英希さん(桐蔭学園中等教育学校/高校1年生/宮前区在住)
市外の学校に進学したことで、川崎について意外に知らないことが多いということに気づいたことをきっかけに、市内の若者を対象とした「1DAY川崎体感ツアー」を企画。個性あふれる川崎を巡りながら、様々な魅力を知ってほしい。そして川崎の魅力を知っている若者が将来市外へと出て行くとき、その魅力は広く発信されていく。そんな未来を描いたプロジェクトです。

袴田英希君写真ブログ

「スマイルフェスティバル~川崎ドリンクスタンド~」 森田 彩日さん(カリタス女子高等学校/1年生/高津区在住)
アメリカの少女が始めた小児がん治療研究支援のレモネードスタンドの取組をモチーフに、川崎の特産品を使ったドリンクを販売し、その利益で川崎市内の貧困家庭の子どもたちを支援するというプロジェクト。
今後は川崎市の特産品や貧困の状況についてもっと知識を深め、材料の提供者や販売場所などの協力者を探しながら、このプロジェクトの実現を目指します。

森田彩日さん写真ブログ

また、今回発表会に参加した高校生5人が、2月12日に行われた東京大会へ参加しました。
東京大会からは惜しくも全国大会へ出場する高校生はいませんでしたが、さらにレベルの高い活動を行っている高校生に会えたことで刺激になったと話していました。