障害者差別解消法施行記念セレモニー開催!

障害のある人もない人も、互いにその人らしさを認め合いながら安心して暮らせる豊かな共生社会を実現するために、4月1日から障害者差別解消法が施行されました。
この法律では障害のある人に対する「不当な差別的取扱い」の禁止や、「合理的配慮の提供」を求めており、その実現に向けた取組みの準備・検討が進められています。

世田谷区は、4月1日、障害者差別解消法の施行を記念して区役所本庁舎の中庭でセレモニーを行い、区民や区職員など約300人が参加しました。
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セレモニー冒頭には、保坂展人世田谷区長から「これからは社会全体のバリアが取り除かれていくことでしょう。本日のセレモニーをスタートとして、希望のシンボルとして風船をあげましょう。皆さんと一緒に社会全体の想いを一つにしていければと思います。」との決意が述べられました。
最後には、障害者権利条約のシンボルマーク「イエローリボン」と同じ黄色の風船と世界自閉症啓発デー(4月2日)のテーマカラーである青色の風船が、参加者の手から一斉に飛ばされ、社会全体の障害者差別解消に向けた第一歩が世田谷区から発信されました。

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世田谷区役所第1庁舎1階と第2庁舎1階ロビーでは、4月8日まで、障害者差別解消法施行についての関連展示が行れています。
(第2庁舎では世界自閉症啓発デーの展示も行われています。)
世田谷区ではこれまで以上に障害理解の促進に取り組んでいくということです。