夏も近づく八十八夜!茶摘み体験が行われました!

世田谷の農村や農家の風景を再現している次大夫堀公園民家園と岡本公園民家園で、4月30日、茶摘み体験が行われました。
民家園の茶摘みは、毎年、八十八夜の日に合わせて行われています。
茶摘みと製茶は、民家園で行っている「民間暦」のひとつで、昔の農村で行われていたさまざま行事を1年を通じて再現するもので、今では失われつつあるかつての暮らしぶりを、来園者に肌で感じてもらうために毎年行われています。
今年も、畑作物の栽培や保存食の加工などを研究する民家園ボランティア「食農研究会」の協力のもと、昔ながらの茶摘みが行われました。

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まず、園内の茶垣より新芽の一針二葉を摘み取り、セイロに敷き詰め蒸した茶葉を子どもたちがうちわであおぎ冷ます作業が行われました。
会場では、家族で茶摘みを体験する姿も多くみられ、等々力在住の参加者は「連休中、遠くに行かなくてもこのような昔ながらの体験ができることを知り驚いた。娘も喜んでいて、とても楽しかった。」と親子で満喫していました。

翌日、次大夫堀公園民家園で焙炉(ホイロ)を使って製茶が行われ、出来上がった茶葉は、後日、両民家園で飲むことができるそうです。