世田谷版「ネウボラ」子どもを生み育てやすいまちへ 

世田谷区では「子どもを生み育てやすいまち」をめざし、フィンランドの取組みを参考として、妊娠期から子育て家庭を支える切れ目ないサポート体制の充実に向けて、今年7月より「世田谷版ネウボラ」が開始されています。
※「ネウボラ」とはフィンランド語でネウボ(neuvo)=アドバイス、助言・ラ(la)=場所という意味

区内5地域の総合支所で活動する保健師と、母子保健コーディネーター、子育て応援相談員がチーム(ネウボラ・チーム)を組み、妊娠期の面接相談が開始され、その後の子育てサポートが手厚く行われています。

妊娠期の面接相談では、妊婦に寄り添い子育てのイメージを確かめるほか、地域の産前・産後サービスに2年間使える1万円分の「せたがや子育て利用券」が配付されています。

また、地域や医療とのネットワークで就学前までの子育て世帯を切れ目なく支える体制づくりが進められています。

この新たな取組みである「世田谷版ネウボラ」や児童虐待予防への理解を深めてもらおうと、国の「児童虐待防止推進月間」に合わせて、「妊娠期からの切れ目のない支援フォーラム」が11月2日、玉川区民会館ホールで開催されました。

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フォーラムでは、東邦大学看護学部の福島富士子教授による「世田谷版ネウボラの目指すもの」の講演と、「妊娠期からの支援と子どもの虐待予防」をテーマにシンポジウムが行われ、区民とともに考えを深める機会となりました。

◆この「妊娠期からの切れ目のない支援フォーラム」の様子を、下記番組内でもご紹介します。
地モトTVおかえり!TOKYO
11月15日(火)放送予定
午前7:00~、午後7:00~、午後10:00~

是非ご覧ください!