実りの秋!区内農家が育てた新鮮野菜が並ぶ♪

■都知事賞に選ばれた折戸多恵子(おりとたえこ)さんの育てたキャベツ


11月19日、目黒区の碑文谷体育館で、区内の農家の方が丹精込めて育てた野菜や花などの農産物の品評会・即売会が行われました。

品評会には、大根、春菊、里芋、カブ、ネギ、ブロッコリー、キャベツ、小松菜、カリン、柿、みかん、柚子など187点が出品され、
東京都中央農業改良普及センター普及指導員とJA世田谷目黒役員による、色、つや、大きさの揃い、害虫の被害がないかなどの審査が行なわれ、都知事賞や区長賞などが決定。最優秀賞である都知事賞には折戸多恵子(おりとたえこ)氏のキャベツが選ばれました。

審査員による講評では、区内農家の高い技術力が評価され、「今年は、台風や雨が多く、寒暖を繰り返したことで、キャベツやブロッコリーを植えなおしたり、大根を蒔き直すなど苦労された中で、多くの品を出品された皆様に敬意を表したい。個々の品物については省略するが、全体を見ると出品技術が向上してる。細かな所に注意すれば、来年以降益々出品技術が向上し、都知事賞が1本では足りなくなるほどの高い品質が揃ってくるので、今後も精進していただきたい。」と話がありました。

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午後2時からは、品評会に出品された農産物や花の即売会が行われ、正午すぎには即売整理券を求める人の列ができるほど人気で、整理券が配布されると、即売前の会場で一つ一つ熱心に農産物や花を吟味している姿があちこちで見られました。

また、会場の外では、午前10時から一般の農産物などの販売も行われていて、雨模様であるにもかかわらず、生産者と会話を交わしながら買い物をする人たちでにぎわっていました。

この催しは、毎年、夏季と秋季に行われ、農業者の生産技術の向上や、区民に新鮮な野菜、植木、花卉等の供給を通して都市農業及び緑地保全について感じてもらうことを目的としていて、JA世田谷目黒の協力のもと目黒区農業振興運営協議会と目黒区の共催で行われています。

区民の方たちにとって、生産者から直接、新鮮で安全な野菜などを購入できる機会となるため、たいへん人気のある催し物となっています。