違いを知って共に支え合う心地よさを「おおたユニバーサル駅伝」

■ゴールの様子


大田スタジアムとその周辺コースで「おおたユニバーサル駅伝大会」が、6月4日に開催されました。

今回で10回目を迎える「おおたユニバーサル駅伝大会」は、大田区、大田区社会福祉協議会などとの共催イベントとしてNPO法人ジャパンユニバーサルスポーツ・ネットワークが開催する、ユニバーサルスポーツの大会です。

ユニバーサル駅伝とは、 違いを認め合って支えあうことの楽しさを体験するスポーツで、様々な選手5人のユニバーサルチームを事務局が編成し、そこに中高生3名の伴走サポーターと学生2名のチームリーダーが加わり、10人が協力し合い、ランとウォークでタスキをつなぎます。1区間は約1km、5人の選手がタスキをつなぎます。
チームごとに、走る順序、総合目標タイムを決めて申告、主催者が設定したタイム(非公開)に最も近いチームが入賞となります。

この日は、抜けるような青空の下、選手27チームと運営ボランティア約800名が参加し、応援には東調布中学校のチアリーディング部も駆けつけました。

11時10分に1組目の選手がスタートすると、各チーム、助け合ってコースに出ました。
約1時間の競技中、それぞれができることをし、笑顔のタスキをつなぎました。

20170604 (2)
20170604 (3)
20170604 (4)

チームで昼食をとった後には、ストラックアウトやポールウォークなどのスポーツ紹介・体験等が行われました。

松原忠義大田区長は、「10周年おめでとうございます。李(Lee)理事長は、10年この大会を続け、ここまで大会を大きくしてくれました。ありがとうございます。」「今年3月に「国際都市おおた宣言」を発表しましたが、こちらの大会でも初めて国際交流ブースを出展させていただきました。来~る大田区大使の方々をはじめ、多くの方と交流を深めてまいりたいです。また、会場(大田スタジアム)のすぐ近くでは、東京2020大会のホッケー競技が開催されます。今後も、こうしたスポーツイベントで東京2020大会への機運醸成につなげていきたいと思います。」と言葉を寄せていました。

大田区では、この「おおたユニバーサル駅伝大会」を大田区オリンピック・パラリンピックアクションプログラムの一環として、支援・協力を行っています。