障害のある人の豊かな感性があふれるアート作品勢揃い!

障害のある人の豊かな感性から創られたアート作品展「世田谷区障害者施設アート・オムニバス展」が、6月7日から始まりました。

この催しは、障害のある人の美術作品に触れ、日常の活動の様子や自分たちの世界を感じてもらいたいと、玉川髙島屋S・Cの協力を得て、世田谷区が開催しているもので、今回で11回目を迎えます。

会場となる玉川髙島屋S・C南館6階のホワイトモールは、吹き抜けの窓から日差しが差し込む明るい会場で、区内22か所の障害者施設の通所者が制作した絵画や貼り絵、工作など様々なジャンルの作品がおよそ40点が出展され、作者の思いがストレートに表現された力強いものから、合作で制作した迫力のある作品など、多種多様な作品が来場者の目を楽しませています。

アート展③
アート展①

作品は、作者の心に残った体験や、大好きな人や花、動物などからインスピレーションを受け、水彩、クレパス、折紙、布など、多彩な素材と色を使って表現されていて、色とりどりの折り紙を貼り合わせて作った大きな観覧車や、たくさんの愛らしい猫の写真をコラージュした作品など、個性と感性の豊かさを感じさせる作品ばかりで、どれも楽しく作品を創っていることが伝わる内容となっています。

展示会に訪れた来場者は「どれも力作ばかりで驚いた。色とりどりの自由な感性の作品を見られて楽しい。」と笑顔で作品に見入っていました。

【世田谷区障害者施設アート・オムニバス展】
6月7日(水)~13日(火)午前10時~午後6時
玉川髙島屋S・C南館6階 ホワイトモール
(二子玉川駅下車)

 

※6月14日から20日までは、同じ会場で7人の自閉症の作家たちの作品展「アトリエ・アウトス展」が開催されます。(主催:社会福祉法人 嬉泉(きせん) 後援:世田谷区)