『パーシモンほたる祭り』開催

■観賞の対象となった「ヘイケボタル」


7月9日、めぐろパーシモンホール、八雲体育館、芝生広場で、「第15回パーシモンほたる祭り」が開催されました。

「パーシモンほたる祭り」は、地域で子どもを育むことをメインテーマとし、子どもたちがこの地に「ふるさと」を感じ、この地から巣立っていった後も、祭りの時期には戻ってきて地域のために力を出したいという気持ちを持ってもらえるよう、様々な組織や団体が一体となって開催しているもの。会場には、地域の人たちを中心に、親子連れや子どもたちなど、多くの人が訪れました。

会場となった大ホールでは、地域の小中高生や地域団体の吹奏楽、マンドリンの演奏やバトントワリングの演技のステージが披露され、観客を楽しませていました。また大ホールのロビーのホワイエでは、東工大生(サイエンステクノ)によるサイエンスショーなどが行われ、こちらも親子連れなど多くの参加者で賑わいました。

祭りの名称にもなっているほたるの観賞は14時から小ホールを暗転して行われ、来場者は約1500匹ものヘイケボタルが暗闇の中を自由に光り泳ぐ姿を眺め、都会の中では普段感じることのできない貴重なひと時を過ごした様子で、会場から出てきた女性は、「田舎に住んでいた頃は家の周りにほたるがいたので、都会であることを一瞬忘れ、小さな頃を思い出しました。都会の真ん中でほたるが見れるとは思いませんでした。」と語ってくれ、昨年に引き続き親子で観賞したという小学生児童は、「よく見たらお尻から光ってた。流れ星みたいで綺麗だった。」と語ってくれました。

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■観賞会場(ヘイケボタル籠)の様子

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■ヘイケボタルの様子(暗転)
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■来場者がヘイケボタルを鑑賞する様子

公園ひろばでは、かき氷・焼きそば・串カツなどを売る模擬店や、ジャンボシャボン玉・ヨーヨー釣りなど縁日コーナーが設けられ、こちらもたくさんの人で賑わっていました。フラダンスや書道パフォ―マンスなどのイベントも行われ、来場者を楽しませました。

めぐろ区民キャンパス北側通路では日本工業大学駒場高校によるミニSL運転が行われたほか、八雲体育館では『パーシモンほたる祭りdeでスポーツ』が行われ、サッカー、野球などの「チャレンジ!スポーツ体験」や、アームレスリングやスラックラインを楽しむ「親子でトライ!」などの催しが行われ、多くの子どもたちが参加しました。

実行委員会の島田(しまだ)大会長は、「昔はこの辺りにもほたるがいたそうで、今の子ども達にもほたるを見せてあげたいというところからスタートしたお祭りです。町会・住区や商店街、近隣の方も集まって、これだけ地域の人達がボランティアで協力してくれているイベントはあまりないと思います。青少年の育成ということで、子ども達に楽しんでもらいたいです。」と、ほたる祭りが多くの人の協力のもとで運営されていて、たくさんの来場者で賑わっていることへの喜びを語ってくれました。

この『パーシモンほたる祭り』の会場の様子を、下記の番組でご紹介します。

地モトTVおかえり!TOKYO
7月25日(火)放送予定
午前7:00~、午後7:00~、午後10:00~

是非ご覧ください!