目黒区内で楽しいぶどう狩り

■鈴なりのキングデラの様子


8月19日、目黒区内にある「根岸ぶどう園」でぶどう狩りが行われ、おいしい新鮮な秋の味覚を一足早く味わおうと、親子連れなど多くの人でにぎわいました。

都内の閑静な住宅街でぶどう狩りを楽しむことができるこのイベント、家族で参加できる健康的なレクリエーションの場を提供し、農地を都市における貴重なオープンスペースとして保全していくことの重要性を、収穫体験を通じて近隣住民や区民に感じてもらおうと、毎年豊作となる区内のぶどう園で平成3年から実施されています。

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■住宅街の中にある「根岸ぶどう園」

ぶどうの品種は、ジャンボなボリューム感が魅力の藤稔(フジミノリ)、果肉は柔らかく、果汁が多い天秀(テンシュウ)、キングデラなどあまりスーパーの店頭に並ばないものばかり。実がギュッと詰まっていて甘くとてもジューシーな区内産のぶどうを買い求めることができる(1キログラムあたり1,600円)とあって人気のイベントとなっています。

午前9時の開園前に80人ほどが列をつくり、開園後も来場者が後を絶たず、行列はしばらく続くほどの人気ぶり。

参加者は農園の人に品種の特徴や収穫の方法などを聞きながら、ぶどうがたくさん実る園内でぶどう狩りを楽しんでいました。

子どもたちは「たくさんあって迷うね」、「自分で採りたい!」と、背伸びをしたり台に上がったりしながら、真剣な眼差しでぶどうを収穫していました。

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■賑わう園内の様子
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■ぶどう狩りを楽しむ様子
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■親子で協力してぶどうを採る姿も
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■記念撮影をしながら楽しむ親子

また、記念撮影しながら楽しむ姿も多く見られ、夏休みも終わりに向かうこの時期に、多くの親子連れが参加していました。

根岸ぶどう園によると、来場者の中には10キログラム以上購入していく家族も見られたということです。

参加していた親子連れは「ホームページを見て来ました。都会の中にこんなところがあって驚きました。来年も開催されれば来たいです」と話していました。

このイベントは小杉ぶどう園(目黒区八雲5-8-3)でも同日開催されました。

小杉ぶどう園は、8月26日、27日にも開園する予定で、ぶどうがなくなり次第終了になるということです。