100歳を迎える長寿のお祝いに世田谷区長が訪問

■左から今年度100歳を迎える古川晴康さんと保坂区長


敬老の日を前に、保坂展人(ほさか のぶと)世田谷区長が、9月4日、今年度100歳を迎える区内在住の古川晴康さんの自宅を訪ね、長寿を祝いました。

古川さんは現在、家族の手助けを受けながらも、自分で出来ることは自分でやることをモットーに、基本的には自立した生活を自宅で送っているそうです。3年ほど前までは観劇や音楽会、美術展などにも出かけていましたが、現在の日々の過ごし方は、午前中は新聞を精読、午後は読書に勤しむ日々とのことです。

古川さんは今でも鮮明に覚えている戦争での体験に触れ、近衛歩兵第一連隊にいた時に経験した終戦日のことを詳細にお話ししていました。また、戦後に携わった仕事についても身振り手振りでお話しをされていました。

保坂区長は、「100歳おめでとうございます。これからもますますお元気にお過ごしください。」との激励の言葉をかけ、記念品の商品券と花かごが手渡しされ、記念写真の撮影に臨みました。

健康の秘訣について古川さんは、趣味でしていたゴルフで、ゴルフカートが無かった時代に、歩いてゴルフ場を回って鍛えた足腰のおかけで今も元気でいることができると笑顔で話していました。

現在、世田谷区には100歳以上の人が446名(男62名、女384名)、世田谷区で今年度中に100歳を迎える人は203名(男35名、女168名)とのことです。※平成29年9月1日現在