めぐろオータムアート『親子で楽しむオーケストラと朗読劇のコンサート』開催

■思わず立ち上がる来場者の子どもたち


中目黒GTプラザホールで「めぐろオータムアート親子で楽しむオーケストラと朗読劇のコンサート」が11月11日に開催されました。

めぐろオータムアートは、目黒区と公益財団法人目黒区芸術文化振興財団が共同で開催する目黒区内の様々な場所で、音楽や美術、建築などの芸術文化にふれることができるイベントのことです。
「親子で楽しむオーケストラと朗読劇のコンサート」は、めぐろオータムアートのひとつです。
毎年親子向けコンサートが実施されていますが、今年度はオーケストラの魅力を存分に味わうことができる第1部と、朗読劇形式のコンサートで楽しむことができる第2部の構成で行われました。
4歳から入場することができ、チケットは前売りの段階で完売。開場前から良い席を求めて列ができるほどの人気となりました。

03
■第1部での演奏の様子
04
■演奏を聴き入る来場者の様子
05
■第2部の朗読劇の様子

約100人の親子連れなどが芸術の秋を満喫するコンサートに来場しました。

第1部は「楽器の魅力」としてモーツァルト「おもちゃのシンフォニー」、山田耕筰「赤とんぼ」などが演奏されました。
曲の合間には出演者から、大きい楽器の方が低い音が出ることやそれぞれの楽器の材質の説明などが、小さな子どもでもわかるようにユーモアを交えて説明されました。
子どもたちは「太鼓だ!」、「トライアングル!」と出演者の問いかけに応じたり、思わず立ち上がって楽器を眺めたりし、「楽器の魅力」を存分に味わっていました。

終演後には「赤とんぼは知っていたよ!」、「狼は捕まっちゃったの?」、「僕はピーターがいい!」とコンサートの感想を元気に話しながら会場を後にする親子連れの様子が見られました。

目黒区では、芸術文化をきっかけとした人とのつながりや豊かなコミュニケーションの輪のことを「文化縁」と呼んでいて、イベントを通じて、幅広い世代が目黒区の芸術文化の魅力を再発見し、「文化縁」がひろがっていくことに期待しているということです。