約1,600人のランナーが国道246号線を駆け抜ける!

■駒沢オリンピック公園陸上競技場を勢いよくスタート!!


世田谷の秋の一大スポーツイベント「世田谷246ハーフマラソン」が駒沢オリンピック公園陸上競技場とその周辺道路で11月12日に開催されました。

「世田谷246ハーフマラソン」は、23区初の国道を走るハーフマラソンとして平成18年に始まり、今回が12回目となります。大会コースは、公益財団法人日本陸上競技連盟より公認コースとして認定され、世田谷の秋の一大イベントとしてすっかりなじみの大会となっているため、ことしも定員1,600人のところ約6,400人もの応募がありました。

今大会、出走したランナーは、区内外から参加した一般の参加者に加え、箱根駅伝出場予定校の選手、陸連登録の選手など、総勢1,639人(速報値)。世田谷区内の箱根駅伝出場予定校では国士舘大学・駒澤大学の2校の陸上競技部の選手が参加しました。他にも、区内からは日本大学、東京農業大学、日本女子体育大学などの選手が参加、ゲストランナーとしては、元オリンピック代表選手の大島めぐみさん、川嶋伸次さん、高岡寿成さん、元世界陸上代表選手の藤田敦史さんが出場しました。

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午前8時30分、保坂展人世田谷区長による号砲で、ランナーたちは駒沢オリンピック公園陸上競技場を勢いよくスタートしました。普段、走ることができない国道246号や国分寺崖線の自然を眺められる多摩堤通り、年間50万人が訪れる人気の名所・等々力渓谷のそばを走る目黒通りなど、区の魅力が詰まったコースを選手たちは走り抜け、沿道では大勢の人たちがランナーへ声援を送り、サザエさんゆかりのまち桜新町では、地元商店街の協力によりサザエさん一家のパネルも応援に加わり、大会を盛り上げていました。

優勝はチェボンティビン・エゼキエルさん(サンベルクス陸上部)で、1時間2分49秒の記録をマーク。エゼキエルさんは、「起伏の多いコースだったので、この日のために練習に励んできた。優勝できてうれしい。」とレースを振り返っていました。2位は、ギザエ・マイケルさん(スズキ浜松アスリートクラブ)で、記録は1時間3分23秒。また、今年も特別賞として、総合373位の選手に「南三陸賞」が贈られ、萩原英彦(はぎわら ひでひこ)さんが受賞しました。この日は、1,543人が完走しました。

また、今大会は、「RUN as ONE – Tokyo Marathon 2018(準エリート)」の提携大会に承認され、陸連登録者の部で参加した出場者の中から推薦基準(年齢、記録等)を満たした成績上位者が東京マラソン2018へと推薦されます。

さらに、「世田谷246ハーフマラソン」を盛り上げているのが、同時開催の「健康マラソン」。毎年大変人気があり、ことしは約1,800人の参加となりました。5kmの部には、元オリンピックマラソン代表の新宅雅也さんと谷口浩美さんがゲストランナーとして出場し、中学生から60歳以上までの参加者たちと一緒に汗を流しました。2kmの部では、小学生や親子が元気いっぱいにコースを走り、「スポーツの世田谷」の魅力を体感していました。