『ティーンズ・フェスタ・イン・めぐろ2017』輝~ガラスの10代~

■みんなが楽しんでいました!


目黒区民センターホール等で「第8回 ティーンズ・フェスタ・イン・めぐろ2017」が12月17日に開催されました。このイベントは、目黒区在住、在学の中学生・高校生が主体となり、企画から開催までを行うまつりで、今回で第8回目を迎えます。

ことしは、「輝(かがやき)~ガラスの10代~」をスローガンに、より一層中高生の視点で、主体的・自主的な運営を図っていくことが念頭に置かれ、文化的イベント(音楽関係・演劇関係等)やスポーツイベント(ニュースポーツ等)やワークショップを企画・開催、大人たちと世代を超えた交流を行うことで、中高生の社会参加と地域の活性化が目的とされています。

オープニングでは、目黒区を代表して青木英二目黒区長から「東日本大震災発生から6年が経過いたします。未曾有の大災害を風化させずいつ起こるかわからない災害に備え中高生の皆さんは地域において貴重な戦力となります。今回中高生にできることをテーマとして防災の取組みを実施することで地域防災の輪が大きく広がるものと願っています。そして、このフェスタを通して、世代を超えたつながりが生まれ、更に絆を深め、若い世代の社会参加と地域の活性化が図れることを願っています。」と挨拶があり、イベントがスタートしました。

01華やかで勇壮な和楽器の演奏
■華やかで勇壮な和楽器の演奏

続いて行われたオープニングイベントでは、「Japanese Style」による和楽器演奏(太鼓・琴・三味線・篠笛)が披露され、華やかで勇壮なオープニングとなりました。ホール会場では、和楽器演奏のほか、ダンス発表、バンド演奏等が行われ、日頃から重ねた練習の成果が来場者に向けて披露されました。

イベント会場では、目黒区民センターホール、ホール前中庭、第1・2集会室、体育館と4つに分かれ、販売、地域連携、地域防災、東日本大震災復興支援等、内容に応じて分類された10の各部門で様々な催しが行われました。

ホール前中庭会場では、サッポロホールディングス株式会社との共同企画である、パッチテストによるアルコールの耐性診断や専用のゴーグルを装着した疑似酔っ払い体験等の未成年飲酒防止活動が行われ、お酒との付き合い方について、親子で学ぶ来場者の姿も見られました。第1・2集会室会場では、「ティーンズカフェ~N~」が設けられ、Nゲージ(ジオラマ)の操作体験、ポップコーン、わたがしやフランクフルトなどの販売コーナーがあり、中高生スタッフと青少年委員を中心とした地域の人たちによって運営が行われていました。

03未成年者飲酒防止のコーナー
■未成年者飲酒防止のコーナー
02中学生による簡易トイレ組み立ての様子
■中学生による簡易トイレ組み立ての様子

体育館会場では、若者の視点で同世代に目黒の魅力を伝えるタウン誌「めぐろう」を紹介するコーナーが設けられ、また、手作りのボードゲームなどには幼児やその保護者を中心に多くの来場者で賑わっていました。地域防災ワークショップのコーナーでは、中学生による災害時の簡易トイレの組み立てが行われ、来場者は写真を撮りながら、中高生により行われる説明に耳を傾けていました。

ことしは、中高生約150名と地域・協力団体関係者約60名が運営スタッフとして従事し、全ての部門において中高生が地域の住民等と協力しながら、企画や運営にあたり盛大なイベントとなりました。

 

この『ティーンズ・フェスタ・イン・めぐろ2017』の会場の様子を、下記の番組でご紹介します。

地モトTVおかえり!TOKYO
1月15日 (月)放送予定
午前7:00~、午後7:00~、午後10:00~

是非ご覧ください!