「国際都市おおた」の定義を区長に提言

「国際都市おおた」推進に関する区民・有識者会議が、取りまとめた報告書を松原忠義大田区長に提出しました。

平成26年度に設置し開催されてきた「国際都市おおた」推進に関する区民・有識者会議では、区の実情に即した国際都市像についての調査研究および区への提言と、「(仮称)地域力・国際都市宣言」のあり方についての検討、の二点を所掌事項として、2年間にわたり議論を行ってきました。
このたび、議論の内容をまとめた報告書が完成したため、3月15日、大田区長に提出しました。

委員を代表して市川宏雄会長(明治大学専門職大学院長・公共政策大学院ガバナンス研究科長)から区長に報告書が手渡され、市川会長から大田区における「国際都市」の定義を中心に報告書の概要の説明が行われました。

 

それに対し区長は、『全国初の「(仮称)地域力・国際都市宣言」に向けて素晴らしい「国際都市」の定義等を提案していただいた。会議に関わっていただいた17名の委員の皆様が大田区のため議論していただいたことに感謝するとともに、しっかりこの報告書を活用させていただきます。』とコメントしました。

今後は報告書の内容に基づき、平成29年3月に実施予定の「(仮称)地域力・国際都市宣言」の内容を検討していくとともに、今後、宣言をどのように活用していくかを調査研究し、大田区らしい地域力を活かした国際都市の実現に向けて、効果的に発信していきたい、としています。