世田谷区の新規職員採用式典が開催されました!

4月1日、 世田谷区民会館で世田谷区新規職員採用式典が行われました。
平成28年4月1日付で採用された161人の新規職員が世田谷区長から配属先の職場が記された辞令を受け取りました。
そして、新規職員全員で「全体の奉仕者として、誠実且つ公正に職務を執行する」と元気よく宣誓しました。

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保坂展人世田谷区長は次のような挨拶をし、新規職員を激励しました。
「5年前の平成23年3月11日に東日本大震災が発生しました。
多くの方が亡くなられ、災害のさなか多くの自治体の職員が被災しながらも、住民の避難を優先して、逃げ遅れ、残念ながら亡くなられた方もいます。
その後、自らも被災しながら、被災者のためにと懸命に避難所に物資を運び、道路の復旧に汗を流した職員達が、被災地東北の現場にいた。
この災害の経験から、地方自治体には住民の命と財産を守るという重要な仕事があると強く感じました。
世田谷区では、宮城県南三陸町に、震災後の夏に200人を超える職員を2週間交代で派遣し、町役場の再建に協力しました。
このことをきっかけに、現在も被災自治体である南三陸町に4名、気仙沼市に4名と、合計8名の職員を長期派遣しているほか、復興支援金をお贈りしています。
皆さんも、いざ大規模災害が発生した時、区民の命を預かる重い責任を担うということも覚えていてください。
161人の新規職員の皆さんは、将来お互いに大切な仲間になると思います。
この仲間たちや上司、先輩職員とともに、組織の縦割りでの仕事に終始せず、それぞれの所属の垣根を越えて課題解決に向けて挑戦してください。
皆さんはこれから様々な壁に突き当たると思いますが、若い力を活かして区民のために必要な仕事に取り組んでください。皆さんの活躍を大いに期待しています。」