横浜で和と北欧の融合を楽しめるイベント開催!

スカンジナビア周辺諸国の芸術を広める活動をしている、アーティストグループ“EAJAS”が2年ごとに開催する「スウェーデンから来た現代アート展」は今回で2回目。今年は、横浜赤レンガ倉庫1号館、三溪園、岩崎ミュージアムと、横浜の3つの異なる個性を持つスペースが会場となり、横浜の街と文化、スウェーデンと日本の交流が楽しめるイベントとなっています。

各会場には、横浜ゆかりの美術評論家、学芸員が選出したスウェーデンのアーティストの作品を中心に、日本人アーティストの作品を加えた絵画、立体、映像、インスタレーション作品が展示されています。

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■三溪園 旧燈明寺本堂

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■作者:レーナ・モラー

会場の1つとなる三溪園では、重要文化財でもあり室町時代の建築、「旧燈明寺本堂」で展示がおこなわれています。
「旧燈明寺本堂」に使われているライトの一部には、LED電球が使用されていて、このLED電球は、IKEA港北から提供されたもの。スウェーデンをルーツとするイケア・ジャパン(株)と横浜市は、平成27年9月、環境と調和した社会をめざし、連携協定を締結。現在、連携して省エネルギー対策の推進などを進めていて、「旧燈明寺本堂」で使われているLED電球は、その取組みのひとつ、LED電球の普及を進める「横浜あかりプロジェクト」の一環となるもの。

横浜あかりPJ(背景白)


LED電球は、省エネの向上やCO2排出削減だけでなく、文化財などを傷めにくい効果も期待され、三溪園の重要文化財「旧燈明寺本堂」のほか、「三溪記念館」ロビーなど7施設で127個のイケア製LED電球が使用されています。

さらに「旧燈明寺本堂」の前庭には、IKEA港北の北欧家具を用いたリラックススペースを設置、風薫る新緑の三溪園をゆっくりと満喫できます。

日本の和と北欧デザインのコラボレーション、ぜひこの機会に横浜の代表的な歴史ある会場で異なる2つの文化の融合を楽しんでみてはいかがでしょうか!

CONTEMPORARY ART FROM SWEDEN partⅡ
スウェーデンから来た現代アート展 partⅡ
5月11日(水)~5月24日(火) ※会場により開催期間が異なります。

三溪園 旧燈明寺本堂
5月12日(木)~5月24日(火) 9:00~16:30
閉場16:30 入場は16:15まで
入場料 500円、小人(小学生)200円

岩崎ミュージアム
″セーデルテリエのアーティスト展″
5月11日(水)~5月22日(日) 9:40~18:00
入館17:00まで(最終日の22日(日)は16:00まで)
入場料300円、小人(小/中学生)100円

※横浜赤レンガ倉庫1号館での展示は5月16日(月)に終了