憩いの場の多摩川河川敷を大掃除 ~みんなの川を大切に~

5月21日、 多摩川河川敷(世田谷区野毛1-1先周辺)で、「多摩川クリーン作戦」が行われました。
みんなの憩いの場である多摩川河川敷を、自分たちの手できれいしに身近な自然を大切にしていこうと、区民や地元企業などから参加者およそ70名が集まり、「みんなの川を大切に」を合言葉に清掃活動が行われました。

玉川公園管理事務所が地域住民に呼びかけて、毎年大型連休の終わったこの時期に20年以上前から実施しているもので、参加者たちは、初夏の日差しが降り注ぐ中、多摩川遊園(世田谷区野毛2-9)から第三京浜下付近にかけての約1km区間の多摩川河川敷の清掃を約1時間かけて行いました。
これからの時期、河川敷を使用する人にきれいに使って欲しいとの思いから、参加者たちは一生懸命にゴミを拾っていました。

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集まったゴミは、缶、ビン、ペットボトル、商品を包むビニール、そしてタバコの吸殻などが多く、この日は、45リットルのごみ袋25袋分のごみが集められました。
参加者からは、「想像していたよりは、ゴミが少ないという印象だった。日頃から多摩川を綺麗にしようという意識が高まっているのではないかと感じた。」との声がありました。
一方で、炊飯器などの家電製品やギター、カーペットやスクーターなどもあり、河川敷利用者のマナー違反によるゴミもみられました。
玉川公園管理事務所では、「近年は多摩川の水質も改善し、鮎も沢山遡上してきている。今後も次世代に自然豊かな多摩川を残していけるよう、地域の皆さんと協力していきたい。」としています。