就労継続支援A型カフェレストラン「われもこう目黒店」オープン

6月21日 、目黒区民センター勤労福祉会館棟1階に、就労継続支援A型カフェレストラン「われもこう目黒店」がオープンしました。

「われもこう目黒店」の一押しメニューは、野菜たっぷり約20品目摂れる「目黒御膳(和食)600円」「オムライス650円」「5種類の野菜スパイシーカレー(辛口)870円」など。その他、パスタ類、ミニプレート、コーヒーからアルコールまで提供されます。

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■目黒御膳(和食) 600円

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■5種類の野菜スパイシーカレー(辛口) 870円

目黒区民センターのレストランは、これまで目黒区民センター利用者等に対する食事の場の提供を目的として、運営されてきましたが、区ではこの度、多様な雇用の機会につながる観点で検討を行い、現在の施設設備を有効活用することを前提として、レストラン事業等を行う障害者就労支援施設として整備することとなりました。

目黒区民センターは、中小企業センター(ホール)、勤労福祉会館、社会教育館、体育館及びプール、図書館、児童館、美術館等、子どもから大人まで幅広い区民の方々が利用する場所であり、その一角に障がい者が働くレストラン事業等を展開することにより、目黒区障害者計画の重点的な取組みの一つである就労支援の充実を図ることを目指しており、事業運営は、公募により選定した民間事業者(社会福祉法人あかねの会)により、就労継続支援A型事業としてレストラン事業が実施されることとなりました。

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社会福祉法人あかねの会では、『就労継続支援A型カフェレストラン「われもこう目黒店」は、障がいのある人達にとって働き甲斐のある場所として、障がい特性に合わせその人ができる仕事を探して、接客業務、調理補助など支援員と共におこなって身に着けてもらいたい。また地域の皆様が気軽に立ち寄り、くつろいで頂ける場として利用者の笑顔と共に、ヘルシーで美味しい食を提供していきます。笑顔のある所に人は集まるをモットーに、障がい者が働いているからこそ、なお地域に愛されるお店にしていきます。』と意気込みを語っていました。

午前11時のグランドオープンに先立ち、午前9時から青木英二目黒区長、田島けんじ目黒区議会議長をはじめとして、行政関係者、区議会関係者及び障害福祉事業関係者らによる開所式が開催されました。

青木英二目黒区長からは、『「障がいがあっても社会の一員として役割を果たし、生きがいをもって生きて欲しい」という思いを具現化した「障がい者を納税者に」という言葉には、あかねの会の皆さんの願いが込められていると聞いております。障がい者のためを思う皆さんのこうした願いを、私も大変心強く、そして、ありがたいと思っているところでございます。区といたしましても、就労支援、定着支援の取り組みを進めてまいります。』との挨拶が述べられました。

※就労継続支援A型とは …障がい者が自立した日常生活又は、社会生活を営むことができるよう、雇用して就労の機会を提供するとともに、その知識及び能力の向上のための職場実習を行う支援形態のこと。

※トップ画像はオムライス 650円