夏を涼しく過ごそう『お休み処』がオープン!

世田谷区では、7月1日から、熱中症予防の対策として「お休み処」をオープンし、また、熱中症予防のポイントとお休み処の設置場所等を掲載した「せたがや涼風マップ」を配布しています。

「お休み処」は、平成23年度から、夏季期間中に開設されていて、今年も、7月1日から9月30日まで利用することができます。
椅子や給水器等を用意して、外出時に気軽に休憩と水分補給ができるように、区役所・総合支所、出張所・まちづくりセンター等の公共施設のほか、商店街のまちのステーション、ファーマーズマーケット、特別養護老人ホーム、調剤薬局、公衆浴場、接骨院等、多くの区民が訪れる公共施設や商店街の協力を得て、約250箇所に設置されています。

外出するときは無理をせずに、ぜひ「お休み処」を利用し、熱中症予防に役立ててもらいたいと、「お休み処」には、目印となる黄色いのぼりが立てられています。

9月30日まで、「お休み処」の各施設では以下のようなことができます。
世田谷区立老人休養ホーム「ふじみ荘」では、2人以上で週2回まで、日中の個室(午前10時30分~午後4時00分)を無料で利用できます。(別途入館料350円必要)
「せたがや がやがや館」では、ラウンジで涼みながら雑誌や地域情報などの閲覧ができます。
「ひだまり友遊会館(老人会館)」では、休養室で涼みながら高校野球などのテレビ観戦が可能です。

また、「お休み処」の場所、熱中症予防に関する情報を盛り込んだ携帯マップ「せたがや涼風(すずかぜ)マップ」(合計70,000部作成)は、区内に広く配布されています。
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昨年度までは区内5地域別に作成されていましたが、今年度からは1冊にまとめられ、さらに見やすく工夫されています。
このマップは民生委員やあんしんすこやかセンターによる高齢者宅への訪問活動や乳幼児健診などの機会にも配布される予定で、熱中症予防の注意喚起をきめ細かく行っていくこととなっています。
「せたがや涼風(すずかぜ)マップ」は、そのほか、区の施設(総合支所、出張所・まちづくりセンター、区民センター等)や高齢者施設、まちのステーション、公衆浴場、調剤薬局、接骨院等の「お休み処」設置施設で配布されています。
さらに、「高齢者向け」と「子どもの保護者向け」等のチラシも作成していて、対象者別にポイントを絞り、熱中症予防の取り組みをさらに進めていく予定とのこと。