食中毒に気をつけよう!食とくらしの健康フェスタ開催

7月4日、東急田園都市線三軒茶屋駅地下通路の三茶パティオ(太子堂4-22)で、「食とくらしの健康フェスタ」が開催されました。

世田谷区は、細菌による食中毒が多発する夏期に備え、7月を「せたがや食品衛生月間」と定めています。

「食とくらしの健康フェスタ」は、その一環のイベントとして行われ、保健所の職員などが、食中毒予防を呼びかけたほか、減塩調理法の紹介や水道水を検査するコーナー、HIV・結核の感染症対策などのコーナーを開設し、食品やくらしの衛生に関する幅広い情報がPRされました。

今回は、「手はしっかり2度洗い バイ菌は侵入菌止!!」をテーマに、家庭での食中毒予防として、菌を「つけない」「ふやさない」「やっつける」(手・調理器具を洗浄・消毒する、食品を常温で放置しない、食品には十分に火を通す)の「食中毒予防の3原則」を掲げ、食中毒を防ぐ方法や大切さを伝えていました。

通行中の方々も足を止めて熱心に展示に見入り、中には数あるコーナーを全て周り、多くの「食とくらしの健康」の知識に触れている人もいました。

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「水道水を調べよう!」では、水道水に残留する塩素を調べる検査キットの配布を行ったほか、水道水をペットボトルで保存する際の工夫や注意点などが紹介されました。

保健所の職員は、「手洗いはしっかりと2度洗いする習慣をつけましょう」「蚊の対策には水たまりをなくすことが効果的です」「いざという時に備えて日頃から飲み水を身近な場所に保存しておきましょう」などと注意喚起を行い、他にも、食品の放射性物質の検査や手洗いの重要性について紹介するコーナー、食品や薬に関する街頭相談などが催され、会場は多くの来場者で賑わいました。

7月11日(月)~22日(金)には、世田谷区役所第2庁舎1階ロビーで、食中毒予防や身近なくらしの衛生等に関するパネル展示「食とくらしの健康情報」が行われます。