スポーツの秋を満喫!

10月16日、世田谷区大蔵4丁目の区立総合運動場及び大蔵第二運動場で、「第52回区民スポーツまつり」が開催されました。

区民スポーツまつりは、小さな子どもから年配の方、障害のある方まで参加できる楽しいスポーツイベントの数々を通して、スポーツを身近に感じてもらうことを目的に、毎年秋に行われています。

昭和39年、東京オリンピックが開催されたのを記念して同年から開催しているもので、今年で52回目を迎えます。

毎年、約3万人が訪れ、オリンピック・パラリンピックの気運が高まる中、会場内はどこも大いに賑わっていました。

DSC_0330

ラグビーやテニス、卓球など、30種類以上の種目を気軽に体験できる「スポーツ・レクリエーション体験コーナー」では、親子連れなどが各種目を行き来し、経験豊かな選手などの指導を受けながら、様々なスポーツに挑戦していました。

競技用の車いすに乗ってテニスが体験できる「ふれあいテニス」では、リオデジャネイロパラリンピック車いすテニスダブルス銅メダリスト齋田悟司さんが指導員としてデモンストレーションを行うと、その機敏な動きを見た参加者からは、「すごい!」と歓声があがり、参加者は、慣れない体験用車いすにはじめは戸惑っていたが、齋田さんの丁寧な指導を受けると動きまわることができるようになり、早速ラケットを振って練習をしていました。

DSC_0146
DSC_0278

ラグビー体験では、初めてラグビーをする子どものためにプロの株式会社リコーラグビー部「リコーブラックラムズ」の選手たちが指導にあたり、子どもたちは、ボール取りゲームや障害物をかわしながらのタックルなど、ラグビーの要素を盛り込んだ遊びに夢中になっている様子。

また、キックターゲットやジャンボだるまおとしなどに挑戦できる「スポーツチャレンジコーナー」や、健康足測定や骨年齢測定などが行える「健康づくりコーナー」といったコーナーも用意され、会場を訪れた人たちは、様々なコーナーで思い思いのスポーツを楽しみ、心地よい汗を流してました。

初めてこのイベントに参加した親子連れの父親は「車いすテニスやラグビーなど普段なかなか体験できる機会の少ないスポーツができて、子どもたちも喜んでいた。来年もまた参加したい」と話していました。
また、小学生の男の子は、「アーチェリーをはじめてやった。だんだんコツをつかんで、最後的に当てることができて嬉しかった。他のスポーツにもチャレンジしたい」と話し、スポーツを満喫している様子が見られました。