障害者理解が広がる地域社会へ『区民ふれあいフェスタ』開催

■スペシャルゲストとして熊本県のゆるキャラ「くまモン」登場!


12月4日(日)、世田谷区民会館及び区役所中庭で、「第36回区民ふれあいフェスタ」が開催されました。
「区民ふれあいフェスタ」は、区民の障害者に対する理解と関心を深めるとともに、障害者の自立と社会参加の促進を図るため、「障害者週間」の記念事業として毎年開催されています。昭和56年からはじまり、今年で36回目となります。

区民会館のステージでは、障害がありながらも自立した生活を送っている方などへの区長表彰が行われ、保坂区長から「障害者理解を地域へ広げ、誰もが住みよく安心して過ごせるよう区も全力を上げたい。受賞者の方々、支えているご家族、仲間、職場の皆さんに敬意を表します。おめでとうございます。」との言葉が贈られました。

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会場では、障害者団体・施設によるPRや点字・手話教室、区内作業所の自主生産品の販売など障害者理解を深めるコーナーのほか、障害者スポーツの紹介・体験コーナーも設けられ、パラリンピックの正式種目である「ボッチャ」と、ディスクがゴールを通過した回数を競う「フライングディスク アキュラシー」の体験コーナーでは、参加した親子連れなどは真剣な眼差しで狙いを定めてボールやディスクを投げ「勝負だ!」「お父さん頑張って!」などと声を上げるほど熱中した姿が見られました。

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会場を巡っていた親子連れは、「障害者理解に関するこのような大きいイベントは初めて。福祉作業所の作品販売、展示会や障害者スポーツ体験など回ったが、色々な角度から障害者の方の活動などを知ることができたと思う。」と話していました。

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これらの障害理解を深める催しのほか、国士舘大学吹奏楽部によるマーチングバンド演奏や区の交流自治体である群馬県川場村の物産展、福島県応援アンテナショップ「ごらんしょ!」・熊本市観光PRブースも設置され、スペシャルゲストとして熊本県のゆるキャラ「くまモン」も登場。様々な団体と自治体が一体となって区民ふれあいフェスタを盛り上げていました。

この日は、区民会館1階ロビーで11月29日より開催している「障害者週間記念作品展」も観覧することができ、ロビーに並ぶ多才な感性あふれる作品の数々が来場者の目を楽しませていました。