お菓子の家づくり~みんなで街を作ろう!~

■出来上がったお菓子の家  LEDライトが取り付けられお菓子の街が華やかに


12月10日、目黒区総合庁舎2階大会議室で、親子で楽しむことができる、毎年人気のイベント「お菓子の家づくり教室」が開催されました。

このイベントは、お菓子の家づくりを通して、子どもたちに建物やまちづくりに対する興味を持ってもらい、元気で創造力のある子どもたちに成長してもらおうと、目黒区が東京建築士会目黒支部(通称「MAG」)と共催で開催するもの。

今年で11回目の開催を迎えたこのイベントに、抽選で選ばれた6歳から12歳の子どもたちと保護者約100名が参加し、お菓子の家づくりにチャレンジしました。

まず、お菓子の家をどんな家にするのかを考えて、設計図(スケッチ)を作成するところから始まりました。

東京建築士会目黒支部(通称「MAG」)の建築士からお菓子の家設計図の説明を受けた後、アドバイスを受けながら思い思いに設計図が製作されました。

それぞれの子どもたちの想いが詰まった設計図ができあがると、設計図の確認申請を行うためMAGの建築士に提出し、MAG会長と住宅課長の確認印が設計図に押され、「これなら大丈夫!」と認められると、子どもたちは待ちに待った家づくりにとりかかりました。

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■親子で協力して設計図を見ながらお菓子の家を組み立てます

まず、講師の建築士からビスケットを使った屋根の作り方、アイシングの使い方、カッターの使い方など、お菓子の家の作り方の基本について説明を受け、子どもたちは、「難しいね」「どのお菓子を使おうかな」と目を輝かせながらマシュマロや金平糖で煙突を作ったり、屋根や壁を飾りつけたりしました。

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■目黒区長から完了印がもらえました!

それぞれの家が完成すると、目黒区長と目黒区住宅課長がお菓子の家の完了検査を行い、完了印が押された家から、お菓子の街に設けられた街区の番地に並べられました。それぞれにはLEDライトが取り付けられ、お菓子の街が華やかに彩られました。

完了検査にも立ち会った目黒区長は、「家や街は一人の力では出来上がりません。いろんな人と協力することが必要です。学校やおうちでも協力するということはとても大切。」という言葉を「お菓子建築士認定書」とともに小さな建築士たちに贈っていました。

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■うまくできました!と作品を前に記念撮影

参加した親子は「設計図とは少し違うけど、可愛くできたからよかった」とお菓子でできた家の出来栄えに、満足そうに話し、また、「食べてしまうのがもったいない」と話しながら熱心に写真を撮る親子や、「早く食べたい」と話す子など、自分の作品を前に楽しそうな姿がたくさん見られました。