給食の地産地消メニュー「目黒の大根」

「目黒で作られた大根」を使用した給食


12月19日、目黒区立上目黒小学校(校長:福島幸子、児童数:134名)で、目黒区内農家による無償提供の大根を使用した給食が生徒たちに振舞われました。

この大根の無償提供は、世田谷目黒農業協同組合(JA世田谷目黒)を通じて、目黒区農業振興運営協議会(会長 岡田音次郎)から、「食育への活用など、地産地消や都市農地を理解する機会としてほしい。」という趣旨で、区立小・中学校及びこども園を対象に、給食食材としての大根の寄付の申し出を受けたもの。
この寄付は平成24年度から行われていて、今回で5回目となります。

この日は、青木英二目黒区長をはじめ区の関係者5名、目黒区農業振興運営協議会1名、世田谷目黒農業協同組合3名、生産者1名の合計10名が学校を訪問しました。

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■生徒たちによるアーチの出迎えの様子

給食に先立ち、体育館において関係者と全校児童との対面式が行われ、対面式では、大根を寄付してくれた生産者らへの感謝を込めて、アーチによる出迎えや「めぐろみんなの歌」の合唱など、児童らによる熱烈な歓迎が行われました。

青木区長による挨拶の冒頭ではクイズが出され、『地産地消の意味はわかりますか?』と問われると、
5年生の荒井紘太君が、「地元で採れた食べ物を地元で消費することです。」元気よく答え、
青木区長は「今日の給食の献立は、目黒で採れた大根を使ったものです。関係者の皆さんのご協力で、都市型農業そして地産地消を、次代を担う子供たちが舌で感じられる貴重な機会の提供につながったと思っています。」との挨拶がありました。

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■生産者と歓談しながらの給食の様子

対面式終了後は、5・6年生児童と関係者はランチルームに移動し、お待ちかねの給食タイム。
上目黒小学校の兼子千惠子栄養士から、「今日は地元の大根を一番おいしく、また、余すことがないようにと考え、葉の茎はじゃこと混ぜてふりかけに、葉の柔らかいところはサラダに、お味噌汁には皮付きのまま大根を使用しました。」と、今日の献立について説明がありました。

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■おかわりを希望する多くの児童たち

児童からは「今日の給食をとても楽しみにしていました。ほんとうに全部美味しいです。」や「上目黒小学校に転校してきたけれど、ほんとうに給食が美味しいです」などと話しが聞け、関係者らは、生徒と一緒に給食を楽しみ、また、おかわりを希望する児童が多く、この日の給食の人気ぶりをうかがうことができました。

給食終了後、目黒区農業振興運営協議会と世田谷目黒農業協同組合とに対して、目黒区長から感謝状が贈られました。

◆この『「目黒の大根」をつかった学校給食』について、下記の番組でも放送します。

地モトTVおかえり!TOKYO
1月17日(火)放送予定
午前7:00~、午後7:00~、午後10:00~

是非ご覧ください!