■ひまわりをかたどったユニークないかだで川下り!
8月27日、世田谷区野毛二丁目付近の多摩川で、手作りいかだで川を下る「世田谷区制85周年 アドベンチャーin多摩川 いかだ下り大会」が開かれました。
このいかだ下り大会は今年で20回目。世田谷の自然をいかし、都会にいながら子どもたちの冒険心をかきたて、仲間と協力するすばらしさや自然環境の保全に目を向けてもらおうと開催されていて、世田谷の夏恒例のイベントとなっています。
大会では、5人ほどが乗った手作りいかだが5チームずつ、5分毎にスタート。約1.2kmの川下りで、スピードやデザインなどを競い合いました。
スピードを出すためにペットボトルや発泡スチロールを使ってシンプルに作られたいかだや、パンダやひまわりなどをかたどったユニークな飾りつけで人目を引くよう作られたいかだなどアイデアは様々です。こぎ手のコスチュームもいかだのテーマに合わせ、趣向を凝らしたものが多く見られました。
■オールもいかだのデザインに合わせて
■パンダのいかだも登場!!
■オールで一所懸命こぎます
レースでは、子どもたちは「イチ・ニ!イチ・ニ!」と声を掛けあいながら、一生懸命オールをこぎ、川下のゴールに向かって進みました。また、いかだのデザインやチーム名などに合わせた掛け声のチームもあり、様々な掛け声が飛び交っていました。
一方で、横向きになってしまうなど、ちょっとしたハプニングに見舞われたチームもあり、川岸からは「がんばれ!」と声援が盛んに送られていました。
レース終了後、参加した小中学生たちは「川の流れに流されて、まっすぐ進むのが大変だった。」「ゴール間際は辛かったけれど、最後に力を振り絞って無事にゴールできて良かった」と仲間とともに作り上げたいかだで全力を出し切り、残り少なくなった夏の一日を満喫した様子でした。