ようこそ目黒へ!『日韓高校生交流事業』実施

■笑顔あふれる乾杯の様子


目黒区民センターホール他で、第二外国語として日本語を学ぶ27人の韓国の選抜高校生が参加して、文部科学省主催による日韓高校生交流事業が、9月26日、実施されました。

平成15年6月の日韓首脳共同声明で「未来に向けた日韓両国間の協力を強化していくための基盤は、次世代を担う若者を中心とした各界各層間の深い相互理解と温かい友情、そして活発な人および文化の交流であることを認識し、それらを拡大・深化させていくために、これまでの協力関係を維持・発展させていくこと」と確認し、それらを目的として交流事業は実施されました。

目黒区民センターホールなどで行われた交流会では、日本の高校生主体の交流プログラムが実施され、和楽器の演奏等の日本の伝統文化の紹介・日韓高校生の日常生活の紹介・夕食交流会等が行われ、両国の相違点や共通点を学び合いました。

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■日韓「伝言ゲーム」の様子

最初のプログラムでは、「伝言ゲーム」が行われ、日韓の高校生が交互に並んで「お題」を伝えていくと、最後には「意味不明」の言葉になり、正解が発表されるとホール内に笑い声が響き渡りました。

続いて都立国際高校生徒による「琴、横笛、和太鼓」のジャパニーズスタイルの演奏が披露され、繊細な和の調べと、勇壮な和太鼓の演奏が終了すると、参加者全員から大きな拍手が送られました。

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■都立国際高校生徒によるジャパニーズスタイルの演奏
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■互いの言語で名札を作成し交換

夕食会では、韓国高校生による「韓国での高校生活」について日本語で発表され、続いて、自己紹介を兼ねて、互いの言語で名札を作成し交換が行われました。夕食会が進むにつれ、隣同士での会話は盛り上がり、あちらこちらでSNSの情報交換が行われていました。

参加した韓国の高校生は、「この交流事業で始めて日本に来ることができ、本当にうれしいです。とても緊張しているんですが、皆さんとても優しくしてくれて楽しいです。また、大人になったら日本を訪れたいです。」と話してくれました。