三軒茶屋の街がアートタウンに!「三茶de大道芸」開催

■大道芸の様子


三軒茶屋の街を舞台に大道芸を披露する「世田谷アートタウン2017『三茶de大道芸』」が10月21日・21日の2日間、開催されました。

「三茶de大道芸」は、多くの人が行き交う三軒茶屋の街を劇場にしようと、地元商店街と世田谷文化生活情報センターが一体となり、1997年から始まり、今年で21回目を迎えます。近年は2日間でのべ20万人もの来場者が訪れる世田谷の秋恒例のフェスティバルとなっています。

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大道芸フェスティバルプロデュースの第一人者であり、「東京都ヘブンアーティスト」審査員を務めた橋本隆雄さんをプロデューサーとして迎え、三軒茶屋の街の中で、40組を越える国内外の一流アーティストによるパフォーマンスが行われました。その中でも「公募ウォーキングアクト」として審査で選ばれた6組は、その個性的な芸を披露しながら街中を歩き回りました。

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街を歩けば、パントマイムやアクロバットなど、個性的なアーティストたちのパフォーマンスを間近で見ることができ、街のいたるところには、ボランティアスタッフと商店街が協力して考えたユニークな装飾が彩りを添え、非日常的な空間へと変貌した三茶の街は、住民、アーティスト、来場者と全てを巻き込み、2日間限定のアートタウンとなりました。

世田谷アートタウン2017の関連企画として、世田谷パブリックシアターでは、20日から22日の間、フランスを拠点に活動し、世界中で人気を集める現代サーカス集団「カンパニーXY」による日本初公開の最新作『夜はこれから』が上演されました。

関連プロジェクト「フラッグリサイクルプロジェクト」では、昨年までのフェスティバルで使用していたフラッグを再利用して、区内福祉作業所とボランティアスタッフがトートバッグやペンケースなどのリサイクルグッズを作製。フェスティバル当日、来場者に支援金と引き換えに配布し、集まったお金は世田谷区の「東日本大震災復興支援金」へ送付するということです。