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フリーWi-Fiで仕事をするのは危険!ビジネスではもっと安全な回線を使おう!

こんにちは!イッツコムの佐藤です!

インターネットが普及し続ける近年では、カフェやコワーキングスペース、ショッピングモールなどでフリーWi-Fiという文字を目にする機会が増えました。実際にフリーWi-Fiを整備する施設は多く、外出先でインターネットを使えるのはとても便利ですよね!

テレワークなどで働く場所を選ばなくなったことで、外出先でフリーWi-Fiを使って仕事しようと考えている方も少なくはないでしょう。そんなときに気になるのがセキュリティ問題。「フリーWi-Fiって安全なの?」と思う方も多いのでは?

そこで、この記事ではフリーWi-Fiは安全なのか、仕事で使用してもいいのかという点について解説します。外出先で仕事する機会が多い方は必見です!

フリーWi-Fiって何?


「そもそもフリーWi-Fi」って何を指すの?」と思っている方もいるでしょう。フリーWi-Fiとは、公共施設やカフェなどで用意している誰でも無料で使えるWi-Fiアクセスポイントのことです。

カフェやコワーキングスペース、ショッピングモールなど、そこに行けば費用を支払うことなくインターネットにアクセスできるため、外出先で急にインターネットが必要になった際にとても便利です。しかし、フリーWi-Fiには致命的なデメリットがあり、仕事での利用は非常に危険なため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

そもそもフリーWi-Fiって仕事で使ってもいいの?


「フリーWi-Fiの致命的なデメリットって?」「仕事でフリーWi-Fiは使っていいの?」と疑問に思う方も多いでしょう。結論からいうと、フリーWi-Fiを仕事で使うのはとても危険です。

外出先のカフェなどで「フリーWi-Fiあります」の文字を見ると、ついつい使ってしまいそうになりますが、仕事などの重要な用途では利用しないほうが賢明です。フリーWi-Fiが危険という理由について以下で解説します。

フリーWi-Fiが危険な3つの理由


フリーWi-Fiが危険な理由は、「セキュリティ面で大きなリスクを抱えている可能性がある」ためです。「どんなセキュリティリスクがあるの?」と思う方も少なくはないでしょう。ここでは、フリーWi-Fiを使用するリスクについて解説します。

これらのリスクを知ると、手軽に利用できるという理由でむやみにフリーWi-Fiを仕事で使用することを避けるようになるでしょう。

不特定多数が使用する

フリーWi-Fiは公開されているWi-Fiスポットなので、当然のことですが不特定多数のユーザーが使います。カフェに設置されているものなら、カフェのお客さん全員が使う可能性もあるのです。

不特定多数に公開されているということは、悪意を持ったユーザーが通信を傍受しようとしてWi-Fiスポットにアクセスしているかもしれないことを意味しています。そのようなユーザーがいれば、あの手この手で情報を盗まれる可能性もあり、とても危険です。

暗号化されていないものが存在する

フリーWi-Fiの中には暗号化されていないものも存在します。暗号化されていないフリーWi-Fiは、電波さえ届けば誰でもアクセスできるので要注意です。

さらに、暗号化されているフリーWi-Fiでも、誰でもすぐに使えるように暗号化キーが目立つところに記載されていることも多々あります。そのようなフリーWi-Fiも同様に情報を盗まれる危険性が高いといえるでしょう。

なりすましが存在するから

他にも、正規のフリーWi-Fiと同じSSIDを使った偽のネットワークが設置されていることがあります。これは情報を盗もうとしたユーザーが設置した可能性が非常に高く、ここにアクセスしてしまうと通信内容が全て漏れてしまいます。

例えば、カフェなどでフリーWi-Fiとして明記されているネットワーク名と似たネットワーク名を悪意ある第3者が設定したとした場合、カフェのフリーWi-Fiと間違えて使用してしまうことがあります。その際に悪意ある第3者に情報を盗まれるという危険性もあります。

どうしてもフリーWi-Fiを使わなければならないときはどうする?


「営業中にどうしてもインターネットが必要になった」「緊急に連絡しなければならない」、ビジネスではこのようなシーンがよくあるものです。どうしてもフリーWi-Fiを使わなければならないときは、どのような点に気をつけたらいいのでしょう。ここでは、フリーWi-Fiを使用する上で気をつけたい4つのポイントを解説します。

施設が正式に提供しているもののみを使う

基本中の基本ですが、施設が提供している正式なフリーWi-Fiのみに接続してください。フリーWi-Fiを提供している施設なら、SSIDやパスワードが公開されているはずです。

もし、どれが正式なものかわからないなら、施設のスタッフに聞いてみましょう。情報を安全に守るためにも、正式なもの以外は全て危険であると考えることが鉄則です。

暗号化されていないものを避ける

施設が正式に提供しているフリーWi-Fiでも、そのネットワークが暗号化されていない場合は使用することはやめましょう。暗号化されていないネットワークに接続してしまうと、どこからでも通信内容を傍受されてしまいます。

Wi-Fiにアクセスするときにパスワードを求められない場合や、暗号化されていないと表示された場合はアクセスしないようにしましょう。

重要な情報をやり取りしない

たとえ暗号化されている正規のネットワークであっても不特定多数に開かれているネットワークであることには変わりません。機密情報や個人情報、金融機関のログイン情報などのお金が絡むデータは送受信しないでください。

悪意を持ったユーザーにこれらのデータを盗まれてしまうと、ビジネスに致命的な影響を及ぼす可能性も多々あります。

VPNを使う

VPNを使えばより安全に通信できるため、やむを得ずにフリーWi-Fiを仕事で使用する際には積極的に利用するのがおすすめです。しかし、会社のネットワークの状況によってはVPN経由のアクセスを拒否されてしまうことがあります。VPNが使える環境なら、ぜひ活用しましょう。

仕事に使うならもっと安心・安全なWi-Fiを使おう!


VPNなどのセキュリティを高める技術はありますが、フリーWi-Fiは安全性が低いことを考えるとビジネスでは使わないのがおすすめです。いくら注意しても専用のネットワークに比べるとフリーWi-Fiは危険なことには変わりありません。

重要な情報をやり取りするなら、少しでも流出リスクを減らすためにもフリーWi-Fi以外のネットワークを使いましょう。ここでは、仕事で使用するのに適した安全なネットワークについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

モバイルWi-Fiサービス

モバイルWi-Fiとは、「モバイルWi-Fiルータ」と呼ばれる専用の機器を使用してインターネットにアクセスする仕組みです。フリーWi-Fiとは異なり、不特定多数のユーザーが使えるものではありません。

SSIDと暗号化キーが知られない限り他のユーザーにアクセスされることはないため、フリーWi-Fiより安心して使用できます。

閉域網アクセスサービス

閉域網アクセスサービスとは、インターネットとは異なる経路を使用してアクセスするネットワークです。プロバイダなどの通信事業者が提供しているサービスなので、契約者でなければこのネットワークにはアクセスできません。

イッツコムでも閉域網アクセスサービスを提供しています。外部から攻撃されたり通信を傍受されたりするリスクを減らせるので、機密情報をやり取りする機会が多い方はぜひご検討ください!

イッツコムでは外出先でも使える「モバイル閉域接続」を提供!


イッツコムでは、場所を問わず使用できる閉域網アクセスサービスとして「モバイル閉域接続」を提供中です。こちらは、専用SIMを使って閉域網にアクセスする仕組みで、テレワークなどのセキュリティを強化したい際にピッタリです!

ここからは、モバイル閉域接続のメリットを詳しくご紹介します。外出先での安心・安全なネットワークをお求めの際は、ぜひチェックしてみてくださいね。

外出先から社内ネットワークにインターネットを使わずにアクセス

モバイル閉域接続では、NTTドコモの閉域網とイッツコムの閉域網を接続して構築したネットワークを使ってインターネットを介さないアクセス経路を実現しています。

外出中の社員は、NTTドコモの閉域網を使うことで社内ネットワークまでインターネットを介さずにアクセスできます。

インターネットにアクセスするときには社内ネットワークを経由する経路になるので、ファイアウォールなどのセキュリティ機能をそのまま利用できるのがメリットです。外部の通信にも社内のセキュリティポリシーを適用できるので、より安全になりますよ。

専用SIMを使うので設定ミスの心配なし

モバイル閉域接続では専用SIMを使うので、「うっかり設定を間違えて普通にインターネットにアクセスしてしまった」というトラブルを防げます。また、端末に挿し込むだけの簡単設定なので、設定が面倒でいつの間にか使われなくなってしまうこともありません。

「VPNを導入したけどいつの間にか使われなくなって困っている」とお悩みの企業にもおすすめですので、ぜひご検討くださいね。

モバイルWi-Fiルータやスマホで使用可能

専用SIMはスマホやモバイルWi-Fiルータに挿し込んで使用します。専用SIMを挿したデバイスを社員に支給し使用するという簡単な流れで社内セキュリティを守れます。

特別な準備を必要としないため、「一から環境を構築するのは大変だ」「できるだけ簡単にセキュリティを高めたい」と考える企業担当の方にもとてもおすすめですよ。

この機会にオフィスの回線もイッツコムにおまかせ


モバイル閉域接続を導入するときは、併せてオフィスの通信環境を見直すタイミングでもあります。「インターネットが遅くて仕事が進まない」「固定IPなどの必要なサービスがない」とお悩みの際は、ぜひイッツコムの光回線をご検討ください。

最大速度2Gbpsの光回線を提供中!

イッツコムの光回線は下り最大2Gbpsで、一般的な1Gbpsより高速かつ安定した通信環境を構築できます。今使っている回線が安定いとお困りの企業にもとてもおすすめですよ。

大容量ファイルの送受信やWeb会議もストレスフリー。データの送受信で待たされることも少なくなり、業務効率UPにも役立ちます。

固定IPなどのサービスも提供中

「自社サーバーを運用したい」「VPNを構築したい」「ネットワークカメラを設置したい」このような用途で使うなら固定IPが必須です!イッツコムでは固定IPサービスを提供しています。

固定IPをはじめとしたサービスはオプションとして使用できます。必要に応じて選んでご契約いただけます。不要なオプションが標準でついてくることで、その分料金が高くなることもありません。

box使用でセキュリティを大幅に向上!


モバイル閉域接続で通信回線のセキュリティを確保したら、データのやり取りに使うクラウドストレージのセキュリティも高めましょう。いくら通信経路のセキュリティが高くても、データ保管場所のセキュリティに問題があって情報が漏れてしまえば意味がありません。

基本的に、重要情報のやり取りに使うなら、ビジネス向けに用意されたクラウドストレージがおすすめです。

イッツコムでは、ISO27001というセキュリティ規格に準拠していて安心して使える「box」を提供しています。

boxはさまざまなファイルに対応しており、アクセス権限の制御も自由自在です。高セキュリティで、なおかつ利便性も高いクラウドストレージを探している企業担当の方は、ぜひこちらもチェックしてください!ビジネス向けツールとの連携もスムーズなので、すでに何らかのITツールを使っている企業にもおすすめですよ。

まとめ


近年は街中のさまざまな施設にフリーWi-Fiが設置されており、仕事で使用しているという方も多いでしょう。しかし、フリーWi-Fiを仕事で使用することにはセキュリティ面で大きなリスクがあります。フリーWi-Fiを使用するリスクを知り、事前に適切な対策をとりましょう。

そこでおすすめなのが簡単にセキュリティを確保できる閉域網アクセスサービスです。イッツコムでは、多彩な端末から安全に社内ネットワークにアクセスできる「モバイル閉域接続」を提供していますので、テレワークなどのセキュリティ問題にお悩みの際はぜひご相談ください。

専用SIMで簡単に利用でき、導入もスムーズなのでとてもおすすめですよ。営業やテレワークなど、用途はさまざまです。イッツコムではあなたの会社のニーズにあわせた導入・運用をサポートしていますので、お気軽にお問い合わせください!