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Zoomライセンスの確認方法:無料版と有料版の違いも解説!

Zoomを利用する際、無料版と有料版の違いを把握し、適切なライセンスを選ぶことが重要です。本記事では、Zoomアカウントでのライセンス確認方法を解説し、無料版と有料版の違いについても分かりやすく説明します。

ライセンスの更新手順や法人向けプランの選び方についても紹介しますので、Zoomの導入・運用にぜひお役立てください。

Zoomアカウントでライセンスの種類を確認する方法

Zoomのアカウントのライセンス状態は、簡単な操作で確認可能です。また、ダッシュボード機能で組織内のライセンス割り当てなどを確認することもできます。

アカウントタイプは簡単に確認できる

Zoom アカウントのライセンス状態は、次の手順で簡単に確認できます。

【PCの場合】
1.ウェブブラウザで Zoom ウェブポータル にアクセスし、アカウント情報でサインインします。
2.ナビゲーションメニューから[アカウント管理]を選択し、次に「請求」をクリックします。
3.[現在のプラン] タブを選択すると、現在利用中のすべてのプランが表示されます。無料プランの場合、「ベーシック」と表示されています。

【アプリの場合】
1.サインインします。
2.「詳細」またはプロフィール画像をクリックします。
3.名前の右側にライセンスの種類が表示されています。

ダッシュボードでライセンス割り当て状況をチェック

Zoomにはダッシュボード機能があり、ビジネスプラン以上の契約で利用可能です。管理者権限を持つユーザーのみがアクセスでき、組織内のZoom利用状況を把握するのに役立ちます。

ダッシュボードでは、ユーザー数、ミーティング数、ウェビナー開催数などの全体的な使用状況や、トップユーザーの情報、用途別の利用データを確認できます。また、参加者の接続元や月間のミーティング数、使用デバイスの内訳、さらにはミーティングごとの詳細情報や接続品質まで把握できます。これらのデータを活用することで、Zoomの効果的な運用やトラブルの迅速な対応が可能になります。

Zoomライセンス更新の手順と期限切れを防ぐコツ

Zoomライセンスの更新は、円滑なサービス利用を継続するために重要です。以下に、更新手順と期限切れを防ぐポイントをまとめました。

ライセンス更新の手順

・自動更新の確認
Zoomの契約は通常、自動更新となっています。ID数やプランの変更がない場合、特別な手続きは不要です。ただし、ID数の削減やオプションの解約を希望する場合は、担当営業に連絡し、必要な手続きを行ってください。

・ライセンス数の変更
ライセンス数を減らす場合、更新日までに対象ユーザーからライセンスを外す必要があります。手順としては、Zoom Webポータルに管理者権限でログインし、ユーザー管理から該当ユーザーのライセンスを未割り当てに変更します。

更新時のポイント

契約内容やライセンス数が適切かを検討し、必要に応じて早めに変更手続きを行いましょう。特に、ライセンス数の削減やオプションの解約を希望する場合は、更新日前に対応することが重要です。

  • コストを評価
  • 最低ライセンス数を確認
  • ダウングレード制限に関する理解
  • 追加オプションの必要性検討

Zoomライセンスの更新は単なる契約作業ではなく、組織のデジタルコミュニケーション戦略の重要な一部です。戦略的かつ柔軟なアプローチで、最適なコミュニケーション環境を維持しましょう。

【関連記事:Zoomは年間契約すべき?無料・有料プランの違いや選び方を解説

無料版と有料版の違いを理解しよう

Zoomの有料プランは、使用目的や参加者数に応じて変更できます。ここでは、プロプラン、ビジネスプラン、エンタープライズプランの価格と主な特徴を表にまとめました。

無料版Zoomの機能と制限事項

Zoomの無料プランでは、すべてのミーティング(1対1およびグループ)に40分の時間制限があります。有料プランを利用すると、1対1やグループミーティングを最長30時間まで継続可能です。有料アカウントが必要なのは主催者のみで、招待された参加者は無料アカウントでも制限なく参加できます。

録画機能について、無料プランではデスクトップクライアントを使用してPCにローカルレコーディングが可能ですが、有料プランではクラウドレコーディングが利用でき、ストレージ容量を気にせず録画データを保存・共有できます。

さらに、共同ホスト機能、投票・アンケート機能、ビジネスツールとの連携、ホワイトボードの編集などの高度な機能も有料プランの特典です。加えて、ユーザー管理やダッシュボードを通じて利用状況を把握する管理機能も充実しています。

各有料プランの特徴を比較

Zoomの有料プランには、プロ、ビジネス、エンタープライズの3種類があります。各プランの特徴を比較すると、プロプランは小規模チーム向けで最大100名まで参加可能、ビジネスプランは中小企業向けで最大300名まで参加可能、エンタープライズプランは大企業向けで最大500名まで参加可能です。

また、各プランで利用できる機能も異なり、プロプランは共同ホストや代替ホストなどの基本的な機能、ビジネスプランはブランディングのカスタマイズや管理者ダッシュボードなどの管理機能、エンタープライズプランは電話機能など高度な機能が使えます。

各有料プランの価格の違い

プロプラン、ビジネスプラン、エンタープライズプランの価格を表にまとめました。エンタープライズプランは価格が公表されておらず、企業の要望に合わせて見積もり・カスタマイズする内容になっています。

規格特徴
プラン名価格
プロ・年払い: ¥1,999(月額換算)
・月払い: ¥2,399
ビジネス・年払い: ¥2,749(月額換算)
・月払い: ¥3,299
エンタープライズ要問い合わせ

※2025年1月執筆時現在

なお、上記はZoomウェブポータルやZoom公式のプラン紹介ページから契約する「直接契約」のケースです。Zoomのライセンス提供を行う国内代理店と契約する場合は、直接お問い合わせください。

Zoom法人ライセンスの選び方:自社に適した種類は?

Zoomのプラン選びで重要なのは、会社規模や利用目的に合わせ、必要な機能と契約ID数を見極めることです。セキュリティ対策やサポート体制の充実度、直接契約と代理店契約のメリット比較など、ライセンスの特性を多角的に理解しましょう。

会社規模や利用目的に合わせたライセンス選択

Zoomの最適なライセンスを選ぶ際は、組織の規模や利用目的に合わせ、必要な機能と契約ライセンス数(ID数)を検討することが重要です。プロプランは小規模チーム向け、ビジネスプランは中堅・中小企業向け、エンタープライズプランは大企業向けの特徴があります。

しかし、選定の際にはこれらの表面的な特徴だけでなく、各プランが提供するサポート体制やカスタマイズ性、将来的な拡張性についても詳細に評価する必要があります。特にエンタープライズプランでは、専任のアカウントマネージャーが付く場合があり、そのサポート内容が具体的に自社の課題解決に役立つかどうかを慎重に見極める必要があります。また、ビジネスプランにおいても、追加オプションによるセキュリティ強化や地域ごとに異なるデータ保管規定など、コンプライアンス要件への適合性を考慮することが求められます。

単に料金やID数だけに注目するのではなく、自社の業務フローや外部システムとの連携が円滑に行えるかといった、実運用を重視した視点で最適なプランを選ぶことが重要です。

セキュリティやサポート体制の観点から比較

Zoomの各ライセンスプランでは、セキュリティ機能に違いがあります。全てのプランで256ビットのAES-GCM暗号化が利用可能ですが、プランによって追加機能が異なります。

プロプランでは、基本的なセキュリティ機能としてミーティングのパスコード設定や待機室の利用が可能です。これらの機能により、不正アクセスのリスクを軽減できます。

ビジネスプランでは、プロプランの機能に加えて、シングルサインオン(SSO)機能が利用可能になります。また、より詳細な管理機能が追加され、組織全体のセキュリティポリシーをより細かく設定できるようになります。

エンタープライズプランでは、ビジネスプランの機能に加えて、より高度なセキュリティ対策が可能になります。また、無制限のクラウドレコーディングも利用可能となり、大規模な組織での運用に適しています。

選択の際は、自社のセキュリティ要件、ユーザー数、利用頻度、必要な機能などを総合的に評価し、適切なプランを選ぶことをおすすめします。

契約ライセンス数の考え方と注意点

Zoomでは、プランによって契約ライセンス数(ID数)が異なり、ライセンス数は「同時に開催できるミーティング数」を意味します。有料プランでは、管理者がライセンスをユーザーに割り当てることで、そのユーザーがミーティングを主催できるようになります。ただし、1人のユーザーが同時に開催できるミーティングは1つだけです。

例えば、プロプランを5ライセンス契約すると、100名参加のミーティングを同時に5つまで開催可能です。このため、同時開催するミーティング数に応じて、必要なライセンス数を契約することが大切です。

また、直接契約と代理店契約では、契約できるライセンス数の下限や条件が異なる場合があります。直接契約ではプロプランを1ライセンスから契約できることが多いですが、代理店契約では最低5ライセンスからとなる場合もあります。契約前に各プランの条件を確認し、自社に合った選択をしましょう。

Zoom Workplaceの有料プランならイッツコム

イッツコムは、Zoom有料プランを1ライセンスから提供する国内代理店です。Zoomのライセンス選定から設定、運用サポートまで専門スタッフが一貫して対応します。管理者向けマニュアルや日本語サポートも充実し、初めての方も安心して導入できます。

プロ1ライセンスからでも契約できる

イッツコムは、Zoom有料プランをプロ1ライセンスから提供する国内代理店です。日本語サポートが標準で付いており、請求書払いにも対応しています。さらに、管理者向けマニュアルを用意しているため、初めての有料プラン運用でも安心して導入を進められます。また、ZoomウェビナーやZoom Roomsの導入・運用サポートも行っており、多様なニーズに応えることが可能です。

イッツコムならZoom導入から運用までトータルサポート

イッツコムでは、Zoomの導入から運用までを専門スタッフが一貫してサポートします。お客様のニーズに応じて最適なZoomライセンスを提案し、アカウント作成やセキュリティ設定などの初期設定も代行します。

また、運用後のサポート体制も充実しており、問い合わせには日本語で対応するため安心です。さらに、Zoom導入による効果を具体的にイメージできるよう、導入事例紹介動画も活用できます。Zoomを効果的に活用した円滑なコミュニケーション環境を構築できるよう支援しますので、Zoomの法人契約ならお気軽にご相談ください。

まとめ

Zoomのライセンス種類は、アカウントにサインインしてプロフィールから確認できます。また、組織全体の管理にはダッシュボード機能が便利です。管理担当者の方は、ライセンスの購入方法や価格、有効期限、更新手順を把握しておくことが重要です。自社のニーズに合ったライセンスを選び、適切に管理することで、Zoomを最大限に活用できるでしょう。

イッツコムでは、Zoomの導入から運用まで、トータルサポートを提供しています。Zoomを快適かつ安全に活用するため、専門スタッフがしっかり支援しますので、ぜひお気軽にご相談ください。