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防災インタビューVol.121

楽しく、明るく、元気に 防災情報発信

放送月:2015年10月
公開月:2016年5月

石川 淳哉 氏

ドリームデザイン社長

防災は、明るく、楽しく、元気よく

僕が担当する「防災」は、楽しく伝える部分だと思っています。やはり、防災というのは日々考えたくない話題でもありますし、面倒くさい話題だし、だから考え始めると暗くなってしまいます。それを明るく、元気よく、楽しく展開するにはどうしたらいいのかなということを今、日夜考えていまして、いくつかやっていることがあって、それを紹介させていただきます。

1つは「防災居酒屋」です。これはTBSラジオで番組にもなりまして、1時間居酒屋で飲みながら防災の話をするというものです。水道橋博士さんと一緒にやりまして、これはめちゃくちゃ楽しいものでした。その後彼と「これ全国でやったらおもしろいよね、リアルで」と話して、全国のおいしいものを食べながら、防災の話をやれないのかというようなことを少し具体的に考え初めています。

もうひとつ「防災ガール」というのを聞いたことがありますか? 今、「防災ガール」というのが流行っていまして、モデルの子たちとか女の子が積極的に「防災ガール」というのをやっています。これは僕が直接やっているのではないのですが、僕と一緒に東北に入って活動していた、京都の立命館大学で僕が教えていた生徒が主催していまして、これが非常に楽しい。やはり女の子が何百人も集まって防災のことをやると、人は集まるじゃないですか。こういう動きをやはりちょっと応援していきたいと思っています。

「ハッカー」による防災会議

「ハッカー」という言葉のイメージはいいですか、悪いですか? 多分悪いと答えると思います。しかし、実を言うとハッカーには、ブラックとホワイトがありまして、悪いことをするのはブラックハッカー、いわゆるハッカーと言われていますが、良いことをするホワイトハッカーたちも世界中で活躍しています。このホワイトハッカーたちが、ITの力を使ってものすごいことが出来てしまいます。アプリを作ったり、みんなで集まってあっという間に形にしてしまいます。それを世界銀行がスポンサーをして、世界イベントにするというのが、日本発信で行われています。ホワイトハッカーたちや一般の人たちが集まって、皆で防災の企画会議をする「ハッカソン」という新しい仕組みで、新しいものを作っていくということも行われています。その審査員やサポートを、今僕はしているところです。このような活動は、全部お金にはならないのですが、今力を入れてやっているところです。

※今回のインタビュー記事は、「FM salus」が過去に放送した「サロン・ド・防災」の内容を、一部改定して掲載しています。

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