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防災インタビューVol.163

地域の防災情報が満載 NTTの防災タウンページ

放送月:2019年4月
公開月:2019年10月

酒井 美仁 氏

NTTタウンページ
経営企画部

FMサルースで放送された音源をお聞きいただけます。

暮らしのメディア「タウンページ」と防災の関わり

NTTタウンページというと、黄色と黒の表紙でなじみがある電話帳ですが、現在は、表紙も地域ごとにバラエティに富んだものになっており、地域に密着した暮らしのメディアとして、役に立つ情報をお届けする媒体として、電話番号やお客さま情報はもちろん、各地域の特集なども掲載して、読み物としても充実したものとなっています。

タウンページと防災とのつながりということでは、2014年7月に山梨県甲府市版のタウンページに付録として避難所マップを付けてお届けしたところ、たまたまなのですが、翌年の2月に甲府市が豪雪の被害に遭い、その際に身近に置いて確認できるということで、この避難所マップが市民の皆さんに非常に好評でした。このことから、地域と暮らしに役立つメディアを目指すタウンページとしては、自治体と連携を図り、住民の皆さんに安全な日常生活を送ってもらいたいという思いで防災情報を集め、いざというときに活用できる、価値の高い冊子としての別冊本、「防災タウンページ」を2015年6月に港区、世田谷区から順次23区版として発行し、その後エリアを拡大してお届けしているところです。

私は現在、経営企画部で、この電話帳、タウンページの編集企画、商品開発を含めた部署で防災に関わらせていただいていますが、3年前までは北海道で仕事をしており、ここに転勤してから防災タウンページを作らせていただくことになりました。とは言っても、実際には、私たちの会社には北海道から九州まで9つの各地域に営業本部があり、それぞれの地域の担当が力を入れて、冊子を作っているというのが現状です。

タウンページで「防災情報」

山梨県甲府市版から始まった、防災情報を掲載した「防災タウンページ」は、わが社のタウンページに同梱されて皆さまのお宅へお届けしています。各自治体の協力をもとに得られた避難所情報に加えて、近くの避難所への経路を確認したり、携帯電話が使えない場合の連絡手段として役に立つNTTの公衆電話の場所を地図上に記した避難所マップを掲載しています。

この防災タウンページの中には、避難所マップの他に普段の備えとして、災害が起こったときのための安否確認方法や備蓄品、避難行動、もしものときの情報収集方法なども掲載しています。中でも最近のスマートフォン世代の若者にとっては、公衆電話を使ったことがないという方もいるので、公衆電話の使い方も載せています。公衆電話は、災害時に携帯電話がなかなかつながらないときでも、優先的につながりますので、改めて公衆電話の使い方なども、親御さんも含めて確認していただければ、万が一のときに役に立つと思います。

また、これらの防災に対する共通的な事項の他に、9つの営業所の地域の編集長や担当が各地域色を出して、各地の環境、土地の状況も合わせて、津波や雪崩や雪害などのその地域に起こりうる災害に合わせた防災情報を掲載しています。また、万が一、そのような災害が起きたときにどう行動したらいいかということや、行政、自治体が作っているハザードマップも併せて掲載していますので、利用していただいている方からは非常に好評を頂いております。

この防災タウンページは、普段の備えとして読んでいただくとともに、B5版の冊子になっていますので、万が一に備えて備蓄品を入れた防災リュックなどの中に入れておけば、一緒に持ち出すこともできますし、子どものランドセルの中などに入れておいても携行しやすい形になっています。この冊子には、もしもの際の備えに漏れがないようにチェックリストも入っています。また、災害時の家族の連絡先などを再確認したり、万が一の場合にはどこの避難所に集まるかというようなことも含めて、この冊子をもとに家族で話し合って、防災意識を高めてもらえればと思っています。

この防災タウンページは、わが社で発行しているタウンページの別冊版として2015年から順次エリアを広げて発行しており、2019年の4月発行をもって全てのお宅、すべての事業所にお届けさせていただきました。タウンページも数年前までは、黄色と黒の表紙のイメージがありましたが、現在は表紙が割と斬新で、ご当地キャラクターが載っていたり、地元の風光明媚な観光場所などの写真が掲載されていたり、広島などはカープカラーの真っ赤なものになっていたりして、一見するとタウンページだと思わない方もいるのではないかと思いますので、ぜひ今一度ご確認いただければと思います。

※今回のインタビュー記事は、東急電鉄の協力のもと、「FM salus」が過去に放送した『東急建設 presents 「サロン・ド・防災」』の内容を、一部改定して掲載しています。