防災タウンページ web版で見る全国情報
タウンページに同梱した別冊の防災タウンページの内容については、インターネットでも確認することができるようになっています。こちらは、「防災タウンページweb版」というもので、実際に冊子としてお届けしている防災タウンページの避難所マップをメインとして掲載しています。お届けしている防災タウンページは、お住まいの地域のエリアの情報だけになっていますが、web版ですと全国で発行している防災タウンページの中身を確認することができますので、非常に役に立つものとなっています。
現在発行しているものについては、防災タウンページの冊子を発行するタイミングでwebの方にも掲載しておりますので、実際に紙版の防災タウンページの情報がPDFで確認できる形になっています。お住まいのエリア以外の情報も全国的に確認することができますので、非常に甚大な台風の被害や地震の被害が発生した際には、ページビューも上がり、web版についての検索が多くなっています。特に災害に備えるということでは、備蓄品の情報やリュックに入れておくべき物、万が一のときに外に持ち出す物などの検索や閲覧が非常に多くなっていますので、もし紙版の防災タウンページをお持ちでない場合でも、スマートフォンなどの携帯でこの非常に有益な情報を確認できるのでご活用いただければと思います。
Web版のURLは、防災タウンページの表紙に二次元バーコードがついておりまして、そちらからも検索することができますし、検索サイトで「防災タウンページweb」で検索していただくと防災タウンページが出てきます。紙版については地域に非常に特化した形で共通な防災情報が掲載されていますが、防災タウンページweb版については、「災害に備える」「災害の知識」「もしも災害に遭ったら」ということで共通的なコンテンツをメインに掲載しております。またWeb版では、実際に発行された紙版の防災タウンページの避難所マップについても併せて確認できるようになっておりますので、ぜひご活用いただきたいと思います。
防災タウンページの活用事例
防災タウンページの作成については、各地域の行政や自治体と緊密な連携を行うことで信頼も得ることができており、避難所情報などを頂いて発行しています。特に行政機関の取り組み事例としては、国交省の水害ハザードマップ作成の手引きというものが作成されていますが、その中で水害ハザードマップの周知方法として、「防災タウンページなどによる配布」ということで紹介されています。
また内閣官房の国土強靭化推進室で毎年発行している民間の取り組み事例集の中でも、防災タウンページの取り組みが紹介されています。このように、行政機関との連携を密にさせていただいてお届けしている防災タウンページについては、行政機関なみに、非常に信頼のおける情報をお届けしているのではないかと自負しています。
2015年から順次エリアを広げて防災タウンページを配布してきて、2019年4月をもちまして、全てのお宅、事業所にお届けすることができました。従来はNTTの回線、固定電話のあるお宅だけにタウンページをお届けしていましたので、昨今の携帯電話の普及などがあり、固定電話を持っていない方が増えたため、タウンページを各家庭にお届けできないという状況でした。今回この防災タウンページをお届けするということで固定電話をお持ちでない全国全戸の家庭にもお届けすることができるようになりました。
今回配布をさせていただいた防災タウンページは、地域に密着した形で情報もバラエティに富んだものとなっています。特にこの防災タウンページを活用した事例として、マスコミなどにも取り上げられた長野市での取り組みがありました。長野市の小学校で、私たちが提供している防災タウンページを教材として、児童の皆さんに対して防災授業を実施したというケースです。このように、防災タウンページは広く、もしものときの備えも含めての啓発として教材として使っていただくケースがかなり増えてきています。
避難所情報や公衆電話の場所も記入された避難所マップだけでなく、公衆電話のかけ方についても掲載していますので、実際に公衆電話を使ったことがないお子さんにとっても役に立つかと思います。その他に緊急の電話番号、伝言ダイヤルの番号なども掲載していますので、ぜひ活用していただければと思います。それとともに、全国で利用できるweb版もありますので、ぜひ「防災タウンページ」で検索してご活用ください。
