見ぬく力を身につける!『目黒区消費生活展』

■消費者グループの研究発表を興味深そうに読む来場者の様子


目黒区区民センターで「第46回目黒区消費生活展」が11月11日に開催されました。

このイベントは、消費生活に関するさまざまな情報を区民へわかりやすく提供しながら、消費者グループの学習成果を紹介するイベントで、消費者被害の防止や消費者・生活者重視の社会づくりの普及啓発を目的として毎年開催されています。
ことしは22団体が参加しました。

関根明美消費生活展実行委員会委員長の力強い開会宣言のもと、イベントがスタートしました。

01会場の様子
■会場の様子

くらしの安心と安全のために、わからないことは追求し、いい情報は教え合うことを目標として、企画段階から区民参加による委員会が主催となり、消費者グループの活動内容や消費生活啓発パネルの展示のほか、マイカップ持参で割引になる有機栽培のコーヒー販売など、さまざまな企画が行われました。

中庭では、目黒区の友好都市である宮城県角田市の農産物や東京育ち(西東京市)の野菜の産直販売が行われ、新鮮な野菜や果物などを求める多くの人で賑わっていました。
また、自然素材で手作りしたこだわりの品やリメイク品などを販売する「てづくりマーケットinめぐろ」や、茨城県産銘柄豚肉「ローズポーク」の焼肉販売が行われました。

区民センター2階では、キャンドル、新聞紙のエコバック、ビーズのネックレスなどを作るワークショップや、飲み物の糖度測定、重曹とクエン酸を使ったバスボム(入浴剤)作り、計量感覚ゲームなど楽しくて勉強になる催しが行われました。
バスボムを一生懸命作っていた男の子は、「せっかく作ったバスボムを使いたくない」と大事そうに袋を握っていました。

03飲み物の糖度測定
■飲み物の糖度測定の様子

消費者グループの研究発表とパネル展示会場では、「こんなに食べている!遺伝子組み換え食品」「私たちの食が危ない!!」「自分にちょうどいい食べ方を身につけよう Part2」など生活に関わるさまざまテーマについて、具体例を盛り込んだわかりやすいパネルが展示され、興味深そうに読む来場者に、グループの会員が丁寧に説明していました。

会場では各展示を回るクイズラリーも行われ、クイズ用紙を持った多くの参加者が展示からクイズの答えを探していました。