親子で科学のおもしろさを体験!世田谷区で「春季親子科学教室」が開催されました!

3月5日、世田谷区立教育センター科学実験室で、「身近な食品」を使って親子で実験を行う「春季親子科学教室」が開催されました。
この教室は、親子で行う実験を通して、科学への興味や関心をもってもらおうと毎年4回開催されています。
毎回子どもに身近な内容をテーマに様々な実験をし、学校の授業では得にくい体験学習の機会を提供しています。

今回の「春季親子科学教室」のテーマは「身近な食品」。
豆乳を使って豆腐を作ったり、重曹などを利用して炭酸水を作ったり、砂糖の糸(綿菓子)を作ったり、身近な食べ物ができる仕組みを実験を通して再現しました。また、実験の結果出来上がったものをいろいろな視点から見直して、親子で科学のおもしろさや不思議さを体感しました。

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今回は、小学校3年生から6年生までの子どもとその保護者12組が参加。実験中、計量などの作業に臨む子どもたちは真剣なまなざし。講師の先生の説明をしっかり聴き、時に親のアドバイスや協力を得ながら実験を進めました。
実験の結果として、炭酸の泡が勢いよく発生したり、綿菓子が出来上がってくると、子どもたちからは「泡の大噴火だ!」「たくさん綿菓子取れたよ!もっと食べたい!」と笑顔こぼれました。

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講師からは参加者に「これまで行った実験の結果を受けて、次の実験で行うべきことは何か」と問いかけるなど、科学への興味・関心を育てる工夫が随所にあり、子どもたちも問いかけに対し自ら考え元気に回答するなど、科学的な考え方を体験的に学んでいました。
実験中の親子は「にがりの代わりに酸性の液体でもお豆腐ができるなら、カボスとかでもお豆腐ができるのかな。」「カボスのお豆腐美味しそう!」との会話をしながら、親子で身近な食品の科学に興味を深めている様子でした。