- 導入事例
- Connected Space Share(コネクティッドスペースシェア)
「安心感と利便性の向上を目指して」
お客さまが使い慣れた"LINE"を使ったCSSの導入で実現した、『小田急 本厚木ミロード』のワークショップ改革
01.導入経緯
商業施設内で開催されるワークショップのシステム予約を始められた理由を教えてください。
- ご担当者さま:
-
2020年度のコロナ禍で、ワークショップをはじめとするイベントを開催しづらくなり、コロナが落ち着き始めてからも、イベント参加時の混雑を避ける必要性を感じていました。
また、お子さま向けワークショップについては、「お子さまの習い事や用事があるから、時間が読みづらい」といった保護者の方のお声を耳にし、ワークショップ予約ができることでより前後の予定を立てやすく、計画的にご来館いただけるのではないかと考えました。
CSSを活用したスペース管理を始められるにあたり、問題や課題などはありましたか?
- ご担当者さま:
-
一番の心配事は、お客さまのために用意した予約システムによって、心無い「ドタキャン」が発生する可能性でした。
本来お客さまにご参加いただけるはずだった1席が、予約を設けることで無駄にならないように、直前のキャンセルの防止策として、予約料100円(税込)を設定しました。ただ、本厚木ミロードが開催する多くのイベントは、館内店舗をご利用いただいたレシートを提示することで参加いただけるシステムにしており、ご来館・ご利用いただいたお客さまへのプラスアルファの仕組みにしています。イベント予約料を頂戴することが本来の目的ではないため、予約料の設定には躊躇しましたが、イベントへご参加いただくお客さまからは温かいご理解をいただき、うまく稼働しております。
02.導入の決め手
Connected Space Share(CSS)を知った経緯を教えてください。
- ご担当者さま:
-
同業他社でモデルとなるサービスがないか探していたところ、類似例で「たまプラーザテラス」さんのフードコート座席予約システムを見つけて知りました。
比較検討された他社サービスがありましたら教えてください。
- ご担当者さま:
-
他の予約サービスや他施設事例も調べてはいましたが、「LINE上で予約が完結するシステム」を念頭に検討するなかで会員登録や新たなアプリのダウンロードが必要なものが多く、ピンポイントで「これだ」と思うものがありませんでした。
たまプラーザテラスさんがきっかけでCSSを知り、ワークショップ予約サービスを思いつき、問合せしました。
比較検討した結果、CSSに決められた理由・ポイントはなんでしたか?
- ご担当者さま:
-
「LINEに登録していれば簡単に予約ができる」という点に強み・魅力を感じました。
当時、当館が運営している公式LINEの運営に注力していたため、担当者もLINEの扱い方に慣れてきたところであったのと、お客さまにとっても使い慣れたLINEで予約できることがメリットであると考えました。
03.導入効果
CSSの利用によって、どういった効果や結果を期待されていましたか?
- ご担当者さま:
-
人気コンテンツのワークショップは、最悪の場合、せっかくお越しいただき、長蛇の列に並んで待っていただいても定員に達するとご参加いただけないお客さまが出てしまいます。
そうならないために、モチベーションの高いお客さまが、参加したい時間帯のイベントに間違いなく参加できる安心感と、便利さを感じていただきたいと思っていました。
CSS導入時のエピソードがありましたら教えてください。
- ご担当者さま:
-
当時、社内でもイベント予約システムの導入は初めてだったので、注目を浴び、問合せを受けました。
利用されたお客さまの反応や反響などはどうでしたか。
- ご担当者さま:
-
当初はイベント会場にお越しのお客さまから、操作方法のお問合せをいただくことがありましたが、回を重ねるごとにお問合せは少なくなりました。
また、ミロードでお客さまをお招きして「ファンミーティング」というイベントを開催した際、「ワークショップが予約できるようになってる!!と思いました。LNEを活用したシステムは使いやすくて良いですね!」とファンの方のお声を直接聞ける場面があり、とても嬉しく感じました。
CSSにして良かった点を教えてください。
- ご担当者さま:
-
お客さまにとって分かりやすいUIで、予約段階では使用方法に関するお問合せも少なく、運用上非常に助かっています。
また、予約状況を見て、「情報告知が十分か」「魅力あるイベントを企画できているか」という手ごたえを事前に把握し、芳しくない場合は、当日の開催までに手を打つこと(LINEを使って、お客さまに直接情報をプッシュ送信)ができるところにメリットを感じています。また、当館サービスの導入時の開発に関しても、既存の「座席予約」から「イベント予約」に仕様変更する際、当館の要望に沿って臨機応変にご対応をいただきました。サポート面でも、使用方法が分からなかった時などはすぐにお返事をいただいたり、「お困りごとはないですか」と気にかけていただき、こちらも日頃感じる課題点等をお伝えさせていただけて、手厚さを感じております。
04.今後の展望
今後のワークショップ運営業務の展望を教えてください。
- ご担当者さま:
-
今はまだすべてのイベントを予約対象にしていないので、お客さまにとって「予約してでも参加したい!」と思っていただける、さらに魅力あるイベントを企画し、予約稼働率を上げていきたいと思っています。
今後のCSSに期待することなどがあれば教えてください。
- ご担当者さま:
-
ここ数年を見ても、お客さまや世の中のニーズは刻一刻と変わっていきます。
世の中に取り残されることなく、お客さまに利便性を提供し、本厚木ミロードの来館を喚起し続けられるように、引き続き現場へのキャッチアップと新しいご提案をいただけたら嬉しいです。