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防災インタビューVol.89

知的障害教育と災害支援 ~支援が必要な子どもたちを守るために~

放送月:2013年4月
公開月:2013年9月

石塚 由江 氏

全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会事務局次長

プロフィール

石塚由江と申します。私の娘は重度の知的障害があり、東京都の知的障害の特別支援学校を卒業し、今年、成人式を迎えました。平成20年に娘が高等部1年生になったとき、娘が通っていた特別支援学校のPTA会長を引き受けました。その次年度にどういう訳か、東京都知的障害教育校PTA連合会の会長を仰せつかり、またその翌年に全国知的障害教育校PTA連合会会長を務めることになりました。現在は事務局次長として、知的障害のある子どもたちの教育と福祉のサービスの充実を願いながら、PTA活動が円滑に推進できるようサポートしています。

私が防災に関わるきっかけは随分昔になりますが、私の祖母が関東大震災を経験しており、物心がついた時からずっとその話を聞かされているので、自分も将来的には人を助けたい、防災に関係する仕事がしたいと思い、消防官になりました。その時、防災係として、地域の消火訓練や避難訓練に出向していました。しかしながら私は、物事を突き詰めていく性格ですので、上の子どもが生まれた時に「この小さな命を誰が守るのか?」と考え、「私が守らなくてどうするんだ」と思い、将来ずっと仕事をしたかったのですが、子どものために仕事を辞めました。

知的障害教育校に通う子どもたち

知的障害教育校といっても現在は、さまざまな障害の特性を持つ子どもたちが多く在籍しています。彼らは日常生活に支障が生じているため、何らかの特別の援助を必要とする状態にある知的障害を持つ子どもたちです。また近年では、本音と建て前の違いが分からないとか、段取りが悪い、あるいは注意力を維持し難い、さまざまな情報をまとめることが苦手などといった、コミュニケーションがスムーズに行えないという特徴を持つ発達障害のある子どもたちも多くなっています。例えばアスペルガー症候群とか自閉症、広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害、学習障害などの子どもたちが教育を受けています。知的障害教育校に通う子どもたちを持つ世帯数は、全国で92400世帯あります。

※今回のインタビュー記事は、東急電鉄の協力のもと、「FM salus」が過去に放送した『東急建設 presents 「サロン・ド・防災」』の内容を、一部改定して掲載しています。