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ISPとはどんなもの?契約してから後悔しないためのポイントもご紹介!

こんにちは!イッツコムの佐藤です!

インターネット回線についていろいろ調べていると、ところどころで「ISP」という言葉が登場します。通信に関する専門用語が並んでいる中で「ISP」という言葉を聞いても、「一体何を指しているんだろう?」と思ってしまうかもしれません。

実は、ISPはインターネット接続においてとても重要な役割を果たします。だからISPとは何か、しっかり理解して契約先を選ぶことが大切ですよ!

そこでこの記事では、ISPの役割や選び方を詳しくご紹介します。インターネットの仕組みについて詳しく理解したい方は、ぜひ一通りチェックしてみてくださいね。

ISPはインターネットに接続するために必要不可欠なもの

ISPを簡単に説明すると、「インターネットに接続するために必要なサービスを提供する業者」です。

言い換えれば、ISPがあるからこそインターネットを利用できるといえます。これがなければブラウジングでWebサイトを閲覧することも、オンラインで動作するアプリケーションを利用することもできません。

ではISPは具体的にインターネット接続でどんな役割を担っているのでしょうか。続けて解説します。

ISPの主な役割は何?

ISPが大切なことは分かったけれど、「ISPって具体的にどんな役割を果たしているの?」という疑問を抱いている方もいませんか?そこで、ここからはISPが果たしている4つの主な役割をご紹介します。

IPアドレスの発行

ISPが果たす最も大切な役割が「IPアドレス(グローバルIP)の発行」です。IPアドレスとは「2001:0db8:0000:0000:0000:0000:1428:57ab」や「192.168.0.0」のような形式で表記され、インターネット上でデバイスを特定するための情報です。

IPアドレスが割り当てられていなければインターネットに接続できません。そのため、全てのISPが契約者にIPアドレスを発行しており、接続サービスを契約したユーザーには他のユーザーと重複しないものが割り当てられます。

なお、IPアドレスの発行はすべてのISPが行っていますが、これ以降にご紹介するメールアドレスの発行やセキュリティサービス、レンタルサーバーサービスは、すべてのISPが提供しているわけではありません。契約前にISPのサービスをチェックしてくださいね。

メールアドレスの発行

多くのISPがメールアドレスを発行しています。標準サービスとして提供しているところもあれば、付帯サービスとして有料で提供しているところもあります。

ISPが発行するメールアドレスは接続サービスを解約すると利用できなくなります。メインアドレスとして使っていると、契約変更するときに多くの手間がかかるかもしれないので、注意してください。

セキュリティサービスの提供

セキュリティソフトやファイアウォールなど、セキュリティ関連サービスを提供するISPもあります。多くの場合は付帯サービスとして提供されているので、必要に応じて契約しましょう。

プロバイダが提供するセキュリティサービスが十分な内容であれば、別のセキュリティサービスを契約しなくても大丈夫です。コスト削減や利便性を重視する方に重宝されます。

一方で、高いセキュリティを自社で構築したいと考えている方は、ISP提供のセキュリティサービスは不要でしょう。

レンタルサーバーの提供

Webサイトの公開やメールアドレス運用などに使えるレンタルサーバーを提供しているISPもあります。外部のレンタルサーバーを契約することなく自社のWebサイトを公開したいと考えているなら、利用する価値があります。

しかし、こちらもメールアドレスと同様に接続サービスを解約してしまうと使えなくなってしまいます。そうなると移転作業などに多くの手間がかかるため、外部のサービスを使ったほうが良いケースもありますよ。後でISPを乗り換える可能性があるなら、慎重に考えてくださいね。

イッツコムでもWebサーバー・メールサーバーなどを提供していますので、必要な方はぜひご検討ください。

ISPを選ぶときの基準は何?

多くのISPがあるので、「どうやって契約先を選べば良いの?」と思ってしまうかもしれません。そこで、ここからはISPを選ぶときに最低限チェックしたいポイントを5つご紹介します。

どこと契約すれば良いのか迷っている方は、1つずつ順番に確認してくださいね。事前にしっかり情報をチェックすることで、ISP選びはスムーズに進みます。

使用中の通信回線に対応しているか?

「使用中の通信回線に対応しているか」は最も重要なポイントです。日本国内で使われている主な光回線には以下のものがあり、ISPによって対応する回線は異なります。

・フレッツ光:NTT地域会社が提供(対応ISPが多い)
・auひかり:KDDIが提供(対応ISPが少ない)
・NURO光:So-netが提供(ISP一体型のみ)
・光コラボ:光コラボ事業者が提供(ISP一体型が多い)

NTTが提供するフレッツ光は対応しているISPが多いものの、他の光回線は少ないので契約前にしっかりチェックすることが大切です。またISP一体型の光回線を契約するときは、自分でISPを選べません。

なお、イッツコムで提供している「イッツコム光接続サービス」は回線とISPを一体型で提供しています。

通信が安定しているか?

通信の安定性はISPによって大きく異なるポイントです。どんなときでも速度が早くて安定しているところもあれば、特定の時間になると極端に遅くなってしまうところもあります。

そのため、通信が安定しているかも忘れずにチェックしておきたいものです。とはいえ、通信品質に関係する情報を公開していないISPがほとんどです。

契約予定のISPがスピードテストの結果や帯域使用率を公開していれば問題ありませんが、公開していないなら既存ユーザーの口コミなどから判断することになります。また事業者規模や実績数なども参考情報になります。

サポート体制はどうなっているか?

サポート体制もISPによってさまざまなので、選ぶときに確認したいポイントです。インターネットにある程度詳しいユーザーを対象として最低限のサポートしか提供していないところもあれば、アフターサポートが充実していて何でも相談できるところもあります。

自社がISPにどの程度のサポートを求めるのかはっきりさせ、そのニーズを満たせるところを選びましょう。

料金は適切か?

ISPの接続サービスを契約している間は継続的に料金を支払わなければならないので、適正価格かどうかをしっかり確認しましょう。

ISPのみ契約しているのか回線一体型のサービスを契約しているのかで適切な料金は異なります。まずは契約中・契約予定のサービス内容を把握し、料金と釣り合っているか判断するのがおすすめです。

サービス内容はどうか?

メールアドレス・レンタルサーバー・セキュリティなどの付帯サービスの契約を予定している場合は、ISPが提供しているサービスの内容をチェックしましょう。

よくチェックしないで契約してしまうと、「必要なサービスを提供していなかった」「料金が高すぎた」などのトラブルが発生するかもしれません。契約してから気づいても手遅れなので、契約前に忘れずにチェックしてくださいね!

ISPと回線が一体化したサービスなら分かりやすい!

ここまでの情報を参考にしてISPを絞り込むのが難しい方や「やっぱりどこを選べば良いのか分からない……」と感じる方もいませんか?

もし、今なお迷っているなら、ISPと回線が一体化したサービスを選ぶのがおすすめですよ。
ISPと回線が一体化しているサービスを選べば、「このISPは使用中の回線に対応しているのか?」「障害が起きたけどどこに問い合わせれば良いのだろうか?」と迷うことはありません。

イッツコムなら高品質で安定した回線環境を提供

ISP一体型の光回線選びでお悩みの方は、最大2Gbpsの高速回線をリーズナブルにご利用いただける「イッツコム光接続サービス」をぜひご検討ください。

基本サービスは回線(ISPサービスを含む)のみになっており、メールアドレスやサーバーなどの付帯的なサービスはすべてオプションで提供しています。自社の状況に合わせて必要なもののみをお選びいただけますので、不要なサービスに料金を支払う心配はありません。

導入時のコンサルティングサービスも提供していますので、ご相談いただければ最適なプランをご提案いたします。他にもさまざまなビジネス向けサービスを提供していますので、ぜひこちらもご検討ください。

ISPとはインターネット接続に必要不可欠!自社にマッチしたところを選ぼう

ISPはインターネットに接続するために必要なサービスを提供する事業者で、業務でインターネットを使う以上、必ず必要です。ただ、さまざまなサービスがあるので、選びにくいと感じる方もいます。

もし、ISP選びに迷われているなら、回線とISPをまとめて契約できる「イッツコム光接続サービス」をご検討ください。回線とISPのサービスを一体で提供しているので何かあったときの相談窓口もひとつ。サポート体制も充実しているので安心してご利用いただけますよ。

これから契約する方だけでなく、乗り換えを検討している方にもおすすめです。高速・安定・便利なサービスを求めている方は、ぜひ一度ご相談ください。