1. コラム
  2. コラム
  3. 回線速度が遅いと業務が停滞することも?原因別の対処法を紹介

回線速度が遅いと業務が停滞することも?原因別の対処法を紹介

こんにちは!イッツコムの菅です!

日々の業務でネットワークを使っている時、「なんだか回線速度が遅い」「ファイルの送受信に時間がかかってしまう」といったことはないでしょうか。

メールの送受信などには問題がなくても、容量が大きめのプレゼン資料や動画などの大容量ファイルを取り扱うなら、業務に支障が出てしまいます。そこでこの記事では、回線速度が遅いときの対処法を詳しくご紹介します。

原因によって最適な対処法が異なるため、本記事を読んで原因を分析して対処されてくださいね。

回線速度が遅いと思ったら原因を探ろう

回線速度が遅い時、その背後に隠れている原因はさまざまです。主な原因をピックアップしてみましょう。

・PCのスペックが低い
・ルーターやLANケーブルが古い
・2重ルーターになっている
・Wi-Fiの電波が届きにくい
・プロバイダーや回線に障害が発生している
・回線が混雑している
・そもそも回線速度が遅いプランを契約している

この原因リストのうち上4つはユーザー側に原因があるケースで、下4つはプロバイダーや回線事業者に問題があるケースです。

まず、ユーザー側に原因がある時の対処法をから考えていきましょう。

ユーザー側の設備に原因があるときの対処法

原因を調べた結果、「どうやら自社の設備に問題がありそうだ」と判断したなら、これからご紹介する5つの方法を順番に試してみてください。

うまく原因を解決できれば通信速度が速くなり、日々の業務がもっとスムーズになるかもしれませんよ。

PCスペックを向上させる

PCのスペックが低いため、通信速度に影響することがあります。スペック不足で処理速度が極端に遅いと処理落ちが起き、なかなかWebページが表示されないこともあります。また通信を処理しきれなくなって速度が遅くなってしまうケースもあるので注意してください。

「調べたら10年前のPCだった」「CPUがとても古い型番だった」というときは根本的なスペック不足が疑われます。

2重ルーターを解消する

社内ネットワークにおいて、ルーターの配下に別のルーターが設置されている構成を「2重ルーター」といいます。2重ルーターの状態では、下位のルーターに接続されているPCの通信速度が極端に遅くなるケースがあるので注意してください。

基本的に2重ルーターには大きなメリットはないので、もしこんなネットワーク構成になっているなら見直してはいかがでしょうか?

上のネットワーク図では、ルーター2の配下にある「PC3」「PC4」が2重ルーター環境になっており、通信速度が遅くなる可能性があります。

このケースでは、ルーター2をブリッジモードで接続すれば2重ルーター環境は解消します。他にもルーター2を撤去して「PC3」「PC4」をルーター1につないでしまう方法も考えられます。

ルーター・LANケーブルを交換する

「ルーター・LANケーブルが古い」「LANケーブルが劣化している」というのも回線速度が遅くなる原因として考えられます。

「そういえばうちの会社のルーターは全然交換していないな」と思ったなら、一旦製造日をチェックして、あまりに古いならこの機会に交換してしまいましょう。

LANケーブルも経年劣化の可能性が考えられます。また適合する規格も重要です。LANケーブルを交換するときは10Gbps以上の速度に対応したCAT 6A/7/8のものを選びましょう。

中継機を設置する

こちらはWi-Fiを使っているときに注意したいポイントですが、「オフィスが広い」「複数フロアにまたがっている」「業務区画が壁で区切られている」ときは、ルーター1台のみでは電波が隅々まで届かないことがあります。

ルーターの出力には限界があるので、中継機を設置して電波が隅々まで届くようにしましょう。電波が弱くて通信速度が遅いなら、中継機を設置すれば一気に解決できます。

混雑していない周波数帯を使う

Wi-Fiルーターが混雑している周波数帯を使っていると、電波干渉が発生しやすいので通信が不安定になることがあります。Wi-Fiの電波には2.4GHz帯と5GHz帯の2種類がありますが、2.4GHz帯は混雑や電波干渉が発生しやすいです。

そのため、可能なら5GHz帯の利用を検討してください。また、各周波数帯はいくつかのチャンネルに分けられているので、こちらにも注意が必要です。オフィス内で同じチャンネルを使うと、通信速度が遅くなるかもしれません。

そのため、部署ごとに使うWi-Fiを分ける場合は、それぞれ違うチャンネルを指定するのがおすすめですよ。

プロバイダー・回線事業者側に原因があるときの対処法

四六時中、回線速度が遅い場合や、オフィスビル全体で遅いという苦情が出ている場合はプロバイダーや回線事業者に原因があるかもしれません。このようなケースでは、ユーザー側だけで対処するのは難しくなります。

ここからは、プロバイダーや回線事業者に問題があるケースで有効な対処法をご紹介します。

障害の有無をチェックする

「原因はよくわからないけど、突然回線速度が遅くなった」という時は、プロバイダーや回線事業者に障害が発生しているかもしれません。

もし障害が発生していればプロバイダーや回線事業者のWebサイトでアナウンスされるので、チェックしてみましょう。

障害が発生しているときは解決するまで待つことになります。障害情報が載っていないときは別の原因が考えられるので、次の対処法に進みます。

サポートセンターに連絡する

次に、プロバイダーや回線事業者のサポートセンターに連絡してみましょう。連絡して回線速度が遅くなって困っていることを伝えれば、状況を確認してもらえます。

サポートセンターに連絡しても解決しないときは次の対処法に進んでください。

契約を変更する

サポートセンターに連絡しても原因を教えてくれないことや、「異常はありませんでした」という回答が返ってくることもあります。回線速度が自然と戻ることもありますが、速度の低下が頻繁に起きたり、なかなか改善されなかったりする場合、回線速度が速い業者に乗り換えることも検討に値します。

「特定の時間になると回線速度が遅くなり、何度連絡しても改善されない」「サポートの品質が悪くて困っている」という場合も、乗り換えを検討して良いのではないでしょうか。

プロバイダーと回線が別契約になっていると解決しにくいことも

通信回線とプロバイダーが異なる業者と契約していることも多いです。特に回線にNTT地域会社が提供するフレッツ光を使っている場合、プロバイダーが別業者のことが多々あるので一度チェックしてみてくださいね。

もしプロバイダーと回線が別々の契約の場合、回線速度が遅くて問い合わせたときに「その件については回線事業者/プロバイダーに問い合わせてください」とたらい回しにされる可能性もあります。

やはり乗り換えを考えているなら、いざというときのサポートを受けやすい一体型契約にするのもおすすめです。問い合わせ時にたらい回しに遭う可能性もなく、適切なサポートを受けられるでしょう。

回線・プロバイダーの契約変更をご検討中の方はイッツコムにご相談を

あなたの会社でも回線速度が遅いなど、通信品質で困っていて乗り換えを検討しているなら、ぜひイッツコムの光回線をご検討ください。

イッツコムでは高速な光回線をリーズナブルな料金で提供していますので、コストパフォーマンス重視の方にもおすすめです。通信回線以外のサービスはオプションとして提供しているため、最適化されたコストで回線を使えます。

イッツコムの光回線は最大2Gbps!

光回線サービスの多くは最大速度1Gbpsですが、イッツコムは2Gbpsの光回線を提供しており、速くて安定した回線をお使いいただけます。

「少しでも早く、安定した光回線を使いたい」と思っているなら、ぜひイッツコムの光回線をご検討ください。

回線とプロバイダーが一体型なので問い合わせ窓口がひとつ

イッツコムでは光回線とプロバイダーを一括提供しており、サポート窓口もひとつに統合しています。「トラブルが発生して困っている」「回線トラブルの切り分けができずに業務が停滞している」など、困りごとがある時はイッツコムがワンストップでサポートします。

回線事業者とプロバイダーの間でたらい回しにされて時間を浪費することはありません。

最大1Gbpsの専用線もご提供

重要なサーバーを運用するときなど、より高品質な通信環境が必要なお客さまのために、イッツコムは専用線アクセスサービスも提供しています。最大1Gbpsの光回線を他ユーザーとシェアせずに利用できるので、一般的な光回線よりはるかに安定した通信を実現できます。

サーバー運用に必要な固定IPも発行していますので、必要な方はこちらも併せてご検討ください!

まとめ

「通信速度が遅くてファイルの送受信に時間がかかる」、「Webページがなかなか開かない」、日々の業務でこんな悩みを抱くことはよくあります。しかし、その裏に隠れている原因はさまざまです。

もしその原因が回線事業者やプロバイダーにあれば、一気に解決するのが難しくなります。

回線速度でお困りの方は、ぜひイッツコムにご相談ください。イッツコムは高品質な光回線をリーズナブルに提供しており、快適な通信環境を構築します。

他にもビジネスに役立つ多くのサービスを取り扱っていますので、ビジネスのお悩みもお気軽にご相談ください。