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エンジニアこそリモートワークがおすすめ!リモートワークのメリットやデメリットとは?

最近は働き方改革の影響やテクノロジーの発展によってフレキシブルな勤務スタイルを採用する企業も増えてきています。特にエンジニアという職種ではリモートワークを選択する方も多いですが、実際にどのようなメリットがあるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

ここではエンジニアがリモートワークを採用するメリットとデメリットについて解説していきます。実際エンジニアは多様な労働スタイルに対応しやすい職種といえるでしょう。今後、勤務形態の見直しを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

エンジニアがリモートワークにおすすめの理由

エンジニアがリモートワークにおすすめの理由

エンジニアはリモートワークに適した仕事といえます。パソコンひとつあれば仕事ができるため、必ずしもオフィスにいる必要性がないからです。勤務時間も比較的柔軟に設定できるでしょう。

その他にもエンジニアにはリモートワークをおすすめできる理由がいくつかあります。場所、時間、成果という3つの観点から、その理由をまとめました。

働く場所を選ばない

エンジニアの仕事は美容院やショップの店員のようにその店に居続ける必要はありません。仕事をするためのパソコンさえ持ち歩いていれば、カフェや自宅といった場所でも仕事ができます。

なかには日本ではなく海外で生活しながら仕事を行うエンジニアもいるのです。どのような場所にいたとしても、パソコンがありネット環境が整っていれば仕事ができるのがエンジニアの特徴でしょう。場所を選ばずに仕事ができるため、リモートワークに向いているといえます。

時間管理がやりやすい

エンジニアの仕事は細切れで管理する必要はありません。ある程度決まった時間で仕事ができるため、時間管理を行いやすいという特徴があります。

ある機能を実装したりプログラムを組んだりする場合、その分の時間を確保すれば作業ができます。企業側としても作業時間を計算しやすく、リモートワークで仕事を依頼しても安心して任せられるでしょう。

細切れの作業が発生したり、急な対応を迫られたりする仕事だと時間の管理がしづらくなります。こういった仕事は労働時間の見積もりも難しくなるため、リモートワークには不向きなケースが多くなるでしょう。

成果が分かりやすい

エンジニアは成果がわかりやすいためリモートワークに向いています。成果に対して報酬を支払う考え方も適用しやすいため、成果物が出ていれば労働時間が短くなったとしても特に問題はありません。成果さえ確認できれば、仕事をする場所も決める必要がないのです。

エンジニアに限らず、成果の確認が明確にできる仕事であればリモートワークを適用できるでしょう。たとえば、勤務時間を細かく設定する必要のない管理職などの仕事もリモートワークは向いているといえます。

作業時間や場所よりも成果を出すことのほうが優先度の高い仕事であれば、リモートワークに適しているのです。

エンジニアのリモートワークはメリットが多い!

エンジニアのリモートワークはメリットが多い!
エンジニアのリモートワークにはたくさんのメリットがあります。一般的な会社勤務と比較すると勤務時間や働く場所の選択肢が広がるため、ストレス軽減効果も期待できるでしょう。

エンジニアのリモートワークによってどのようなメリットがあるのかを以下にまとめました。リモートワーク導入を検討している方は、メリットを踏まえた上で考えてみましょう。

通勤のストレスが減らせる

リモートワークにすることで通勤時のストレスを軽減できます。朝の通勤電車は思っている以上に負担になることが多いからです。

特に混み合う時間帯の電車に乗ると人との接触でストレスが溜まることも多いでしょう。夏場は暑さによる汗の臭いが蔓延して居心地の悪い思いをした人もいると思います。

また、座れないために肉体的なストレスを感じた経験がある人もいるのではないでしょうか。リモートワークを活用して通勤を省けると、電車やタクシー待ちのストレスも軽減できます。

通勤時間も仕事の時間に使える

リモートワークであれば、本来通勤に当てていた時間も仕事の時間として活用できます。人によっては通勤時間に2時間以上かけることもありますが、その時間に作業をすることは難しいケースが多いでしょう。

リモートワークであれば移動の必要がないため、時間を効率的に活用できます。仕事に限らず趣味や子育てにも使える時間が増えるため、有意義な時間の過ごし方が可能になるのです。

家事や育児との両立ができる

リモートワークであれば、家事や育児との両立もしやすくなります。自宅にいながら仕事ができるため、仕事の合間に家事や育児の時間を確保することも可能です。生まれたばかりのお子様がいたとしても自宅で仕事ができれば安心して見守れます。

また介護をしている方は、会社にいると自宅にいる家族が心配になることもあるかもしれません。リモートワークができれば常に一緒にいられるため、安心して仕事に集中できます。

暮らす場所を選ばない

リモートワークが可能であればどこに暮らしていても仕事ができるのもメリットです。都心でも地方でも好きな場所を選べます。時期によって働く場所を変えてみるのもよいでしょう。夏は北海道など涼しい場所に住んで、冬は南方へと移住することも可能です。

海外で働きたいと考えている方は自分の好きな国に住みながら仕事ができます。なかには旅行で世界を回りながら仕事をするという人もいるかもしれません。

オフィスより集中できる

会社の外で仕事をしたほうが集中しやすいという人もいるでしょう。もちろんオフィスが一番集中できるという人もいると思います。しかし、オフィスだと人に話しかけられて集中力が途切れてしまう、周りが気になってしまうという考えを抱いている人も少なくありません。

リモートワークであれば会社の人に不意に話しかけられることはなく、周囲が気にならない場所を選べば思い通りに集中力を維持しやすくなります。

気分転換もしやすい

オフィスにいると、集中力が切れたとしても席に座っていないとサボっているように見える心配があります。多少であれば気にならないかもしれませんが、あまりにも頻繁に立ち上がったり、外に行ったりすると仕事をしていないように思われるのではないかと不安になることもあるでしょう。

リモートワークで会社の外にいると気分転換も気軽にできます。集中力があまり持たないと言った方でも、いつでも安心してリフレッシュできることが魅力です。

集中力が切れてきたら外に散歩に出たり、場所を変えたりすることで仕事に集中しやすい環境作りがしやすくなります。

エンジニアのリモートワークにはこんなデメリットも……

エンジニアのリモートワークにはこんなデメリットも
リモートワークをするエンジニアにはメリットばかりに見えるかもしれませんが、デメリットもあります。デメリットを知らずにリモートワークをすると思わぬ落とし穴にはまるかもしれません。

リモートワークは外での作業になるため、孤独を感じたり時間管理の難しさがあったりすることもあります。デメリットもしっかり把握した上でリモートワークを導入するかどうか検討することが大切です。

自己管理が上手にできないと苦労する

リモートワークでは自己管理が重要になります。通勤も出社もないため、自分で労働時間や作業量を管理しなければ成果を出すことが難しくなるのです。

スケジュール管理を自分でしっかりと行わないと仕事をしすぎたり、サボりすぎたりしてしまう可能性があります。自己管理ができないと納期に間に合わず、先方に迷惑をかけてしまうかもしれません。自己管理ができないと苦労してしまうというデメリットがあることに注意しましょう。

コミュニケーションがうまくできない

リモートワークでは直接会ってやり取りができないため、コミュニケーションや情報共有が難しくなりがちです。チャットやメールのみでは認識に差異ができて仕事に影響が出るかもしれません。

しかし、テレビ電話といった便利なサービスを活用すれば解消できることもあります。定期的にテレビ電話でミーティングを行ったり、直接会って会話をしたりといった機会を設けることでコミュニケーション密度を高められるでしょう。

リモートワークでは可能な限り密にコミュニケーションを取った上で仕事を進めていくことが大切です。

進捗状況などが分かりづらい

進捗状況が分かりづらくなるというデメリットもあります。リモートワークで作業をしていると、どこまで作業が進んでいるのかお互いに確認しづらくなりがちです。直接仕事をしている姿を目にすることがないため、報告の段階でしか作業の進捗を確認できません。

順調に進んでいればいいですが、何か問題が生じたときにはスムーズに対応できないこともあります。トラブルを未然に防ぐためには、毎日進捗を報告し合ったり、適度に連絡を取ったりすることが大切です。

寂しさを感じる場合もある

リモートワークは会社のように周囲を見渡しても同僚がいません。特に一人暮らしをしている人がリモートワークをすると寂しさを感じることもあるでしょう。

ほとんど人と会う機会もなくなってしまうため、人と接することが好きな方は寂しい気持ちが出てくるかもしれません。

もしも寂しさを感じるのであれば、コワーキングスペースで同じリモートワーカーとの繋がりを深める方法があります。リモートワーカー同士であれば話も合いやすいため、仲良くなれることも多いでしょう。仕事の幅も広がる可能性があるため、人との交流の機会を設けることも検討するのがおすすめです。

リモートワークの導入について

リモートワークの導入について

メリットを感じていても、リモートワークを導入しようか悩んでいる人もいると思います。しかし十分な理解や準備がないまま、むやみにリモートワークを導入したとしても後悔する結果になることもあるかもしれません。

ここではリモートワークとは何のためのものなのか、リモートワークを導入する上での注意点などを確認しましょう。自社にニーズがあれば積極的に導入を検討すべきですが、必要ないケースもあるかもしれません。改めてリモートワークの必要性を検討した上で、導入するかどうか判断してみましょう。

リモートワークはより良い環境作りをサポートするもの

リモートワークは、より良い環境作りをサポートするためのものです。導入している企業が多そうだからといって導入するものではありません。オフィスワークのほうがリモートワークよりも向いている仕事もあります。

確かにリモートワークを導入している企業は増えてきていますが、オフィスワークを上手に活用して成果を出している企業もたくさんあるでしょう。なかにはリモートワークとオフィスワークを組み合わせた働き方を実践している企業もあります。それぞれの企業に合った働き方を考えることが大切です。

リモートワークを導入するときの注意点

リモートワークを導入するときは、社員全員がリモートワークに適しているわけではないことに注意しましょう。出社して仕事をしたほうが効率的な職種もあります。それぞれの特徴を考慮して、リモートワークを導入したほうがよいと思われる職種から部分的に始めてみるのもよいかもしれません。

リモートワークを始めた当初は情報共有がうまくできずにトラブルが生じるケースが多いものです。情報共有やコミュニケーションの方法を明確にしておきましょう。

またリモートワークをする社員は、生産性を高く保つために自己管理が大切になります。上司や管理職の方は、リモートワークの社員をあまり管理しすぎないように注意しましょう。

リモートワークを導入したときのメリットデメリット

リモートワークを導入したときのメリットデメリット
リモートワークの導入にはメリットとデメリットがあります。導入作業は簡単なものではないため、メリットとデメリットを把握した上で慎重に検討する必要があるのです。以下の内容をもとに、リモートワークの導入が自社にどのような効果をもたらすか考えてみましょう。

リモートワーク導入のメリット

リモートワークを導入すると仕事の満足度が上がる傾向にあります。仕事での満足度が上がることによって離職率の低下も見込めるでしょう。離職率が高い現代では、リモートワークの導入によって「働きやすい会社」として評価されやすくなるかもしれません。

また、生産性が高くなるメリットもあります。中国のCTripというオンライン旅行会社では、オフィス勤務の社員と週4回の在宅勤務をした社員を比較したところ、在宅勤務した場合のほうが仕事の達成度が13%アップしたというデータが出たようです。

(参考:『Does Working from Home Work? Evidence from a Chinese Experiment』)

離職率が低下する上に仕事の効率も高まる効果を期待できることがリモートワークのメリットです。

リモートワーク導入のデメリット

リモートワークを導入する際には費用がかかるというデメリットがあります。リモートワークを導入すると社員の動きが見えづらくなるものです。仕事をしているのかどうか、成果物を出すまでの作業が進んでいるのかといったことが把握しづらくなる傾向にあります。

そのため、リモートワーカーの仕事の状況を管理するためのシステムを導入する必要が生じるでしょう。一度構築したシステムの運用、保守のための費用がかかることも知っておかなければなりません。

リモートワークの導入ならイッツコムがおすすめ

リモートワークの導入ならイッツコムがおすすめ

リモートワークの導入を検討している場合は、イッツコムがおすすめです。導入に当たってデメリットとなるシステムの構築費用を節約できます。

セキュリティ面の信頼性も高いため、外出先でも安心して仕事ができるでしょう。その他の魅力的なポイントについても以下にまとめました。

モバイル閉域接続とは

イッツコムのモバイル閉域接続ならセキュアなネットワークで安心して利用できます。モバイル閉域接続はインターネットとは分離しているネットワークです。登録済みのデバイス以外は利用できない仕組みで、社外からでも接続できるネットワークであるためリスク回避に便利です。

働く場所や時間を自由にする働き方を実現するために便利なサービスなので、リモートワークの利用を検討している方におすすめできます。

まとめ

まとめ
エンジニアはリモートワークに向いている職種です。リモートワーク導入によるメリットも多く、生産性の向上や離職率の低下が見込めます。自社でエンジニアを多く抱えている場合、リモートワーク導入を検討してみてはいかがでしょうか。