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Zoomのカメラ設定の方法を解説!USBカメラ・スマホカメラを接続するには?

Zoomの導入を検討しているけれど、カメラの設定方法やUSBカメラの接続方法がわからないという方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、Zoomで使用するカメラの詳しい設定方法と、USBカメラやスマホカメラの活用方法などを解説します。

Zoomの便利なカメラ設定も合わせて知っておくことで、運用方法もバリエーション豊かになるでしょう。すでにZoomを利用しているけれど問題がある、あまり活用できていないという方も必見です。

Zoomのカメラ設定の方法

Zoomのカメラの設定方法は、Zoomを使用するデバイスによって変わります。Zoomにとってカメラは「要」なので、正しい設定が大切です。使用するデバイスによっては、設定なしで使用できます。オンラインカメラの設置がうまくいっているか確認したり、カメラテストを行ったりもできます。それぞれのやり方を確認してみましょう。

カメラ付きPCの場合は設定不要

始めからカメラが内蔵されているパソコンやタブレット・スマートフォンなどを使用する場合は、カメラを設定する必要がありません。Zoomミーティングを行うタイミングで内蔵カメラがオンになっていれば使用できます。Zoomを起動する際にはアプリがカメラへの接続許可を要求してくるので、許可を行うだけでスムーズに使用できるでしょう。

カメラ設定の確認やカメラテストを行うには

カメラ設定の確認やカメラテストを行いたい場合は、Zoomにログインして「設定」から操作します。「ビデオ」タブをクリックするとカメラのプレビューが表示されるので、映りに問題がないか確認しましょう。複数のカメラを接続しているデバイスの場合は、必要に応じて別のカメラを選択して確認します。

ミーティング時でも、「ビデオ設定」からカメラの反転やワイドスクリーンへの変更などさまざまな設定が行えるので、状況に合わせて利用可能です。

ZoomにUSBカメラを設定するには

カメラ内臓のデバイスではない場合や、より高性能なカメラを使用したい場合などにはUSBカメラを接続することができます。ここではUSBカメラの接続方法を解説するので、しっかりと覚えておきましょう。最近のUSB機器はほとんどが自動認識されるので、設定はそれほど難しくありません。

1.USBカメラをPCにつなぐ

設定を始める前に、まずはUSBカメラをパソコンなどのデバイスに接続します。通常のUSBメモリーなどを使用する際と同様に接続すれば問題ありません。接続したら、パソコンの画面上でUSBカメラが接続されたことを確認しましょう。接続してから電源を入れるか、電源を入れた状態で接続するかは使用するUSBカメラの取扱説明書に準じます。

2.設定画面に入る

USBカメラの設定は、Zoomの設定画面から行います。まずは、USBカメラを接続したパソコンからZoomにログインしましょう。右上部にある歯車のアイコンをクリックすると、Zoomの設定画面が開きます。設定画面が開いたらさまざまなメニューが表示されるので、その中から「ビデオ」を選択すれば、カメラの設定画面に進めます。

3.使用するカメラを選択

ビデオを設定する画面を開いたら、画面中央あたりにある「カメラ」のメニューから使用したいカメラを選択します。USBポートに接続したUSBカメラの名前を選択すれば、Zoom使用時に使用するカメラの変更完了です。高画質にしたい場合や、ミラーリング(反転)が必要な場合も同じ画面から設定できるので、好みに合わせて設定しておきましょう。

Zoomにスマホカメラを設定するには

「iVCam」というアプリを用いれば、USBやWi-Fiを経由して、スマートフォンの内蔵カメラをパソコンなど他のデバイスに接続することも可能です。まずはスマートフォンとZoomで使用するデバイスの両方で、「iVCam」をインストールしましょう。

インストールしたらソフトを起動し、待機画面になったらスマートフォン側のアプリも起動します。「iVCamが見つかりました」と表示されたら接続は完了です。2020年5月時点ではWindowsのOSでのみ使用可能となっています。

Zoomでカメラを使うときの便利な機能

Zoomでカメラを使う際は、美肌機能やカメラの切り替えなど、Zoomミーティングをより円滑に行うためのさまざまな便利機能が利用できます。上手に活用することで相手によい印象を与えたり、テーマをわかりやすく伝えたりする助けになります。それぞれどのような機能なのか、前もってチェックしておくとよいでしょう。

美肌機能

Zoomのビデオ設定には美肌機能が備わっています。カメラを通して対面すると、カメラの性能によっては顔色や画面映りが悪くなってしまいがちです。相手に好印象を与えることは、オンラインセミナーであっても欠かせません。

そのようなときは「外見を補正する」にチェックを入れた状態でZoomミーティングを行いましょう。肌がぼやけてふんわりと映るので、キレイに見せられます。美容関連のセミナーや、女性には特におすすめの機能です。

「HDを有効にする」で映像がキレイになる

「HDを有効にする」にチェックしておけば、映像がキレイに映ります。ミーティングの中で資料などを提示する際、映像が見にくいとストレスを感じてしまうでしょう。データ量は少し増えるものの、HDを有効にして見やすい映像を公開することは、満足度の向上にも繋がります。ミーティングの内容を正確に伝えるためにも必要です。

複数のカメラで多目的利用できる

あらかじめカメラの設定をしておけば、ミーティング中にカメラを切り替えるだけで複数のカメラを活用できます。ひとつは講師やパネリストに向けて、ひとつは参考資料を映すなど準備をしておけば、効率のよいミーティングが可能です。手動でカメラの向きを変える必要がないため、映像が乱れることもありません。

トピックに合わせて、いくつもの資料を提示しながらミーティングを進めたい場合などには非常に重宝するでしょう。

Zoomだけの導入でよくある問題点と改善策

Zoomを単体で導入することは手軽で、無料版であれば経費もかかりません。しかし、Zoomだけを導入する際に起こりうる問題点があります。そのような問題を改善し、スムーズな運用を行うためのコツをご紹介するのでチェックしてみましょう。問題をあらかじめ把握し、改善策を知っておくことで快適な運用が見込めます。

不安定な回線でストレスがたまる

リモートで起こりがちなトラブルのひとつが、ネットワークの不安定さによるストレスです。自宅や外出先でZoomミーティングを頻繁に行うとデータ量が思いのほか増え、接続が不安定になることもあるでしょう。ネットも自宅のものや公衆無線LANなど、複数の回線を使うと経費計算が困難になります。

イッツコムが提供する「法人データSIM」なら、社員同士でデータ容量がシェアでき、安定したデータ通信が行えます。定額プランなので経費の把握も用意です。導入前の無料診断で必要なデータ容量の目安がわかるので、無駄のないプランを選択できます。

セキュリティへの不安がある

リモートワークやウェブカメラの接続を多数行うと、それだけセキュリティへの懸念が増します。使用する各システムの脆弱性や、ネットワーク回線のセキュリティ状況も気になるところです。高性能なIoTのセキュリティを独自に担保するのは難しいといえるでしょう。

そのような心配を解消するため、イッツコムではモバイル閉域接続を取り入れることによって安全性を担保しています。さらに「box」を導入すれば、高いセキュリティが保たれたプラットフォームの中でファイルの共有などが可能です。クラウド管理型のため、アクセスする場所を選びません。

リモートワークの管理が難しい

多くの従業員がリモートワークをすることは効率がよく利便性も高いですが、情報共有などの管理が難しくなりがちです。「ホットプロファイル」を利用すれば、オフィスにいないと共有しづらい情報でもデータを蓄積できます。データはSFA機能と連動するため、効率よく顧客にアプローチもできるでしょう。

そのため、リモートワークにも関わらず営業力のアップが見込め、的確な営業活動を行えます。「ホットプロファイル」ひとつで営業活動が可視化・一元管理できるので、複数のツールを導入する必要もなく、余分な経費がかからないのも利点です。

まとめ

Zoomのカメラは設定がしやすく、便利な機能が搭載されているので、さまざまな業務に重宝します。利用環境を整えて業務と連動できる仕組みを構築すれば、より効率のよい営業活動につながるでしょう。

Zoomの導入にともなう懸念点や、煩雑なシステム構築などを手軽に行うには、専用ツールの導入がおすすめです。イッツコムが提供しているサービスでは、快適かつ安心な環境でZoom運用をサポートいたします。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。