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リモートワークにはメリットがたくさんある?導入事例からしっかり学ぼう!

こんにちは!イッツコムの佐藤です!

「リモートワークがもてはやされているけど、本当にメリットがあるの?」
「実際に導入した会社はどう感じているの?」

リモートワークに関して、このような疑問をお持ちの方もいませんか?リモートワークに多くのメリットがあることを知っても、実際にそうなるのかは導入してみないとわからないもの。

そこで、今回は実際にリモートワークを導入した会社の事例からどんなメリットを享受できるのか、何に注意しなければならないのかを見ていきましょう。これからテレワークを始めようと思っているなら必見ですよ!

リモートワークとは?

そもそもリモートワークとは何かについて振り返っておきましょう。リモートワークの形には「在宅勤務」「モバイルワーク」「サテライトオフィス勤務」の3つがあります。それぞれの意味は以下の通りです。

・在宅勤務:自宅で仕事するタイプ
・モバイルワーク:カフェや外出先で仕事するタイプ
・サテライトオフィス勤務:メインオフィスとは別のオフィス(サテライトオフィス)で仕事するタイプ

これから実際に導入した企業がどのタイプのリモートワークを行っているのかも見ていきますよ。リモートワーク導入後のビジョンが見えなくて悩んでいる方や、どんな働き方が自社に合っているのかわからない方は要チェックです。

リモートワークを導入している会社の傾向は?

最初に、どんな会社がリモートワークを行っているのかを見ていきましょう。ここでご紹介する情報は、2019年に公開された「多様な働き方に関する実態調査」にもとづいています。リモートワークが普及しているのか、どんな傾向があるのか知りたい方は必見ですよ!

規模が大きい会社ほど導入している

「リモートワークを導入しているか?」という質問に対して「導入している」と答えた会社は19.2%です。しかし、会社の規模別にチェックすると一定の傾向が見られるようです。

従業員数30人~99人の小規模な会社の導入率は16.2%ですが、300人以上の規模になると31.7%の会社が導入しています。規模が大きくなるほどリモートワークに積極的といえます。

業種によっても差がある

どうやら業種によってもリモートワークの導入率に差があるようです。具体的な業種別の導入率は以下のとおりです。

・金融業・保険業:34.1%
・情報通信業:22.7%
・サービス業:21.7%
・教育・学習支援業:7.7%
・運輸業・郵便業:5.6%

リモートワークに向いている業種では導入率が高く、そもそも向いていない業種では導入率が低いことがわかります。ある意味当然の結果ともいえるでしょう。もし、あなたの会社がリモートワークに向いている業種なら、スムーズに導入できるかもしれませんよ。

在宅勤務とモバイルワークが主流

先程リモートワークには3つの形態があることをご紹介しましたが、すでに導入している会社では在宅勤務やモバイルワークを採用しているケースが多くなっています。

リモートワークと聞いて自宅で仕事している様子を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、まさにそのような形を取っている会社が多いといえますよ。

実際にメリットを享受できる?実際の事例からチェック!

「実際にリモートワークを導入した会社はどう感じているのだろうか?」と思うかもしれません。そこで、ここからはリモートワークを導入した会社がどんなメリットを享受できたのか、経営面でどんな影響があったのかを見ていきましょう。

「せっかくリモートワークを導入しても良い影響がなかったらどうしよう……」と悩んでいる方は、ぜひあらかじめチェックしてみてください。

A社:リモートワークの実施で地方の人材の採用に成功

A社では在宅勤務とサテライトオフィス勤務を導入し、週4回以上のリモートワークを実施しています。これによって地方の人材を採用することに成功するとともに、固定費の削減も実現できました。

他にも出勤が難しい人材の積極的に登用できるようになり、多様な働き方ができる会社になっています。

B社:リモートワークで労働生産性向上に成功

B社は金融業の会社ですが、週4日以上のリモートワークを導入することにより社員のワークライフバランス向上と会社全体の業績向上を実現しました。リモートワークを導入したことで営業利益を約6%増やせたため、大きなメリットを享受できたといえます。

営業先に直行直帰できるようになったり時間外労働を60%以上削減したりするなど、労働生産性向上の面で大きなメリットになっています。

C社:ワークライフバランス向上に貢献してオフィス機能も最適化

C社は情報通信業の会社で、週1回~2回のリモートワークを導入しました。その結果、ON/OFFのメリハリをつけたフレキシブルな働き方が可能になり、社員のワークライフバランスが向上しました。

それだけでなく、地方の優秀人材を確保したりオフィス機能を最適化してコストを削減したりするなどの嬉しい効果も。リモートワークによって多くのメリットを一度に享受できた好例といえますよ。

D社:残業時間の削減と災害対策に貢献

D社はコンピュータセキュリティに関する研究開発やコンサルティングを行う会社ですが、生産性向上を目的としてリモートワークを導入しました。その結果、残業時間の削減(前年比20%減)や通勤負担軽減といったメリットを享受できています。

他にも、社員が1箇所に集まらなくて済むため、災害対策という面でも大きなメリットがあると感じています。災害時でも分散して重要な業務を遂行できるのは強みといえますよ。

事例から見えてくる?円滑なリモートワークのためのポイント

事例をチェックするとリモートワークで多くのメリットを享受できていることがわかりますが、円滑に進めるためにはいくつかのポイントを押さえなければならないことも見えてきます。

そこで、事例をチェックして分かるリモートワーク導入のポイントを詳しくチェックしていきましょう!「リモートワークを始めたいけど、どんな準備をすればいいの?」と悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

制度構築

リモートワークで効果的に働くには、仕事を依頼する方法や長時間労働を防ぐ方法を考え、リモートワークに最適化した制度を構築することが大切ですよ。

特に評価制度など、社員のモチベーションに関わる制度は優先的に構築する必要があります。ちゃんと制度を構築しておかないと「リモートワークって思ったより働きにくい」「仕事の成果を正しく評価してもらえない」という不満につながるかもしれません。

必要なツールの導入

リモートワークでは離れたところにいる社員がお互いに協力しなければならないので、どうしてもさまざまなツールが必要になります。

すでにリモートワークを導入している会社は、ビジネスチャットやWeb会議システムなど、ITツールを活用して業務が円滑に進むようにしているところがほとんどです。

必要なツールがないと「リモートワークにしたら逆に労働生産性が下がった」「コミュニケーション不足で働きにくい」という状況に陥ってしまうことも。

すでにITツールを活用しているならリモートワークでそのまま利用できるか検討し、そうでないなら何が必要か検討して必要なものを導入しましょう。

社員への支援

これからリモートワークをはじめるなら、社員への支援体制などのフォローも大切。社員によってはリモートワーク向けの環境を整えたり、専用のPCを用意したりするなどの負担が発生します。

「なんで業務に必要なものを負担しなければならないのだろうか?」という不満が発生する可能性があるため、支援体制を整えるのがおすすめですよ。リモートワーク導入支援として一時金を支給する方法や、手当として毎月継続的にお金を支給する方法などがあります。

しっかり支援体制を整えれば社員にも満足してもらえるので、ぜひご検討ください。

リモートワークの準備でお悩みならイッツコムにご相談を

リモートワークの事例をチェックすると多くのメリットがあることを理解できますが、一方でしっかりとした準備が必要なこともわかります。制度の構築・ITツールの導入・支援の実施などやるべきことはたくさん。

これらのうち、イッツコムでは「リモートワーク向けITツールの導入とインフラ構築」を強力にサポートしています。以下のようなツールを提供していますので、ぜひご検討ください。

・Zoom:リモートワークで便利に使えるWeb会議システム
・box:ハイセキュリティで使いやすいファイル共有システム
・法人データSIM:メンバー同士で容量をシェアできるモバイル回線
・モバイル閉域接続:インターネットを介さずに使えるハイセキュリティな回線
・ホットプロファイル:SFAとMAを統合した営業管理・マーケティングツール

これらのサービスを必要に応じて組み合わせてお使いいただけます。「どのツールを活用すれば良いのかわからない」とお悩みの方には、しっかり状況をヒアリングして最適なツールをご提案します。

これからリモートワークを導入する会社はもちろん、すでに導入していても「ITの力でもっと効率化したい!」と考えているならぜひご相談ください。

導入事例から学べばリモートワークのやり方が見える

働き方改革に伴ってリモートワークを導入する会社が増えてきます。もし、これから導入したいと思っているなら、すでに導入した会社の事例からメリットや注意点を学ぶのがおすすめ。

リモートワークの導入に関して何らかのサポートが必要な方は、ぜひ一度イッツコムにご相談ください。イッツコムでは必要なツールの導入からアフターサポートまでをワンストップで提供しており、安心してご利用いただけます。

自社の状況に応じて最適なツールを導入していただけますので、リモートワークに関するお悩みを抱えている方は、迷わずにご連絡ください。